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5月27日〜6月2日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蟹座(6/22〜7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

蟹座の星模様

取り扱い注意

今週、双子座エリアに太陽と金星(愛と幸運)、木星(成長・拡大)が運行しています。

蟹座は水のエレメントに属し、感情の動きを重視します。いっぽう双子座は、風のエレメントに属し、情緒よりも知識や情報に重きを置きます。

双子座エリアに天体が多く運行するときは、心の波をコントロールすることが課題。人と気持ちのまま繋がろうとする前に、いったん、自分自身と対話することが大切です。

また双子座では太陽(メインテーマ)と金星が恒星アルデバランに重なります。感情を強く刺激することが起きそうです。しかし、そのときの感情の波があまりにも大きいため、すぐに人に伝えるのは難しいかもしれません。言葉で整理するために、思ったことを紙に書いてみると良いでしょう。

木星は、水瓶座エリアを逆行している冥王星(運命)と調和的に繋がります。それにより、誰にも言えない悩みが生まれるかも。誰かに打ち明けるとしたら、心から信頼できる寡黙な人を選びましょう。秘密をしっかり抱えることで、心が強くなっていきます。

牡羊座エリアの火星(勇気)がカイロン(魂の傷)と重なると、仕事での自信が揺らぎやすくなるかもしれません。自分と社会(世界)との関わり方(距離感)を考えるきっかけになりそうです。一番底まで落ち込むことで、自然と回復力を得られるでしょう。

今週の全体の空模様

加速する言葉たち

「人は自分の言葉を聞いて理解してもらうためだけに語ります。ですから表現の最初の美は明晰さです。これによって、自分の想いが、言葉のやりとりが要求する完全な忠実さを伴って、他者の精神のうちにもたらされるのです」
───イヴ=マリー・アンドレ神父『美についての試論』

今週は全体的に風通しが良く、強い光が世界を貫いていくような星の配置。

双子座エリアで、太陽と金星(愛と喜び)が、関わる天体のエネルギーを増幅させる恒星アルデバランに重なります。双子座太陽の知的で爽やかなエッセンス、金星の華やかさ、アルデバランの力強さという三重奏が響き渡るとき。

鮮やかな語り口で人々を魅了する人が活躍しそうです(コメンテーター・政治家・批評家・アーティストなど)。とくに金星が女性天体であることから、女性たちの声が世の中で大きく取り上げられるようなイメージが浮かんできます。

また、アルデバランが登場するときは、「誠実さや高潔さがあれば天の助けを得ることができ、競り勝つ力が手に入る」と言われています。そのため今週は、勝負に出るには良いタイミング。信念をもって挑戦してみましょう。

先週末26日に双子座エリアに入った木星(成長・拡大)は、水瓶座エリアを逆行している冥王星(破壊と再生)と調和的に繋がっています。物事を何でも拡張していく木星と、時代の変革を促していく冥王星。この繋がりから浮かび上がってくるキーワードは「激しい情報戦」「言葉による革命」「白熱する議論」「暴露される過去」など。

世の中に跋扈する差別や欺瞞という“妖怪”に向けて、鋭い批判の矢が次々と放たれそうです。未来を案じる人々が舌端火を吐く様子が浮かび上がります。そこから、社会の空気が大きく変わっていくでしょう。

牡羊座エリアを運行する火星(勇気・意欲)は小惑星カイロンと重なっていきます。カイロンは、「魂に刻まれる傷・痛み」を意味し、傷を直視させることで心を鍛えようとします。

「自分」という存在に対する自信や信頼が揺らいでしまうかもしれません。過去に受けた心の傷がえぐられるように感じる人もいるかもしれません。けれど、それは健全な自尊心を得るための重要なステップです。生そのものを喜び、「自分が自分である」ということを肯定していきましょう。

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