天秤座の星模様
違和感を大切に
「聡明で公正な水星乙女座」と冥王星山羊座、天王星牡牛座、海王星魚座とが繋がります。
この繋がりによって、今まで気にしてもいなかったポイントに目がいき、素朴な疑問を抱くでしょう。また、突然非現実的なものを見つけて、驚き戸惑うこともありそうです。急に不思議の国に迷い込んだような、周りの全てに謎かけをされているような気分になります。
しかし、5日に水星が天秤座エリアに入ると、そういった疑問や違和感は解消されていきます。素朴な疑問は、実はごくシンプルな仕組みで説明されるでしょう。目に入ったおかしな存在も、実は勘違いでそう見えていただけだった、というオチかもしれません。
また、土星魚座と水星天秤座が密かに繋がると、隠れていた課題が現れてきます。意識的に向き合えば大きな成果をあげられます。
今まで知らなかった前提条件の存在を教えられ、良かれと思って選択してきたものが逆効果だったと気づくかもしれません。「そういうことなら、迷うことなくあちらを選ぶ」と、シンプルに方向転換をすることになるでしょう。付随する調整やリトライにもめげずに進みましょう。
冥王星山羊座と火星天秤座のぶつかり合いのパワーによって、「小さいころに刷り込まれた価値観」の呪いを解くことができそうです。また、自分が属する共同体の古いルールを壊し、世代交代を促していきたくなるかもしれません。
今週の全体の空模様
有能な書記官
今週前半、水星が乙女座にいます。水星は乙女座エリアにいるときがもっともコンディションが良くなります。
乙女座の原型は、大地と豊穣を司る「畝の女神」です。知性を司る水星は、このサイン(星座)に入ると、古代から続く智慧を農事書に記す書記官のようなイメージをまといます。
水星が乙女座にいるときには、食糧をしっかり育てていくための几帳面さやルールが重要視されます。実りを確保するためにはいくつかのやり方があるとしても、嘘や誤魔化しは許されません。
そんな水星乙女座のキャラクターを踏まえながら、今週の空模様を見ていきます。
今週前半は、水星乙女座と、逆行中の冥王星山羊座、天王星牡牛座、そして海王星魚座の4天体が繋がっています。世界的な規模で負の歴史が振り返られ、重大な暴露も行われるでしょう。
そもそも、2023〜2024年の2年間には、「旧時代の膿が出る」「新時代の芽があちこちに現れる」というテーマがあります。
このテーマに今週の星の配置が重なり、衝撃的なニュースが世界を駆け巡るようになりそうです。社会には「嘘や誤魔化しを許さない」というパワーが満ち、冷静な眼差しでニュースが分析されていきます。時代が変わる瞬間を、多くの人が目撃するでしょう。
5日に水星は天秤座へ移動します。「書記官」の水星乙女座によって記録されたデータをもとに、「裁判」が動き出すようなイメージ。一般の人々も参加して、近年の様々な出来事の性質を判断していくタイミングとなるでしょう。
また、天秤座エリアを運行する火星(意欲・闘志)が、冥王星山羊座(逆行から順行に戻る直前の「留」の状態)と激しくぶつかり合います。大きな不正が白日の下に晒されることになりそうです。
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