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9月4日〜9月10日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

蠍座の星模様

自分のペースで

今週は自分のペースでスケジュールを進めることができそうです。

4日午前、金星(愛と喜び)が順行に戻ります。金星が運行しているのは天の高い位置であり、社会貢献やキャリアを意味する場所です。

その影響で、仕事のモチベーションが上がるような、良い知らせが舞い込んでくるかもしれません。また、同日夜半に木星が逆行し始めると、過去に仲の良かった人との再会の兆しがありそうです。

さらに、6日には乙女座エリアで逆行中の水星と太陽が重なって木星と調和的に繋がります。友人たちとの集まりの中で意中の人を見つけられそうです。話してみたいと思っていた人と会えるかもしれません。

パートナーと懐かしい場所に出掛けるのも良さそうです。絆を確認し、深めるタイミングにできそうです。

今週は、土星(宿題・試練)は「創造性」を意味する場所で逆行し、他の天体たちとコンタクトをあまり取りません。

そのことにより、自己表現や仕事の営業方針の方向転換が求められるかもしれません。プレゼンテーション資料を納得いくまで作り直していくイメージも浮かんできます。

火星(意欲・闘争心)は、「隠されたもの・秘密の部屋」であり深層意識を意味する場所を運行しています。誰にも言わない秘密の野望がメラメラと燃えてきそうです。やってみたいことを手帳にリストアップしておきましょう。

今週の全体の空模様

そこにいる胆力

「勝ち負けを決めるのは簡単だ。こっちのほうがわかりやすいです、とか、論理的、面白い、声が大きい、とか。傷つけあうことが認められた中で、闘うことはもっと楽ちんだ。本当に簡単だ。

男性はため息をついて『自分はひとと考える、なんてことは好きじゃない』と言った。

わたしはうつむきながら『だから、やるんですよ』とつぶやいた。」

──永井玲衣『水中の哲学者たち』


週の始め、4日午前に金星(愛と喜び)が順行に、同日の夜半に木星(成長拡大)が逆行を始めます。また、6日には乙女座エリアで太陽と、逆行中の水星が重なります。太陽+水星の2天体に対し、木星が調和的なコンタクトを取ります。

これらの星の配置は、過去の過ちを振り返りながら未来への希望を抱く、というテーマを与えます。

今週は、魚座エリアで逆行中の土星が他の天体とあまりコンタクトを取りません。そのため、「いったん立ち止まる」といったイメージが出てきます。また、暗いトンネルに入り込んでしまったように感じられるかもしれません。

「困難(難題)」を目の前にすると、四肢を投げ出して降参したい気持ちになることがあります。もう嫌だ、と目をつぶってしまいたくなることや、自分は問題の当事者ではない、と逃げ道を探すこともあるでしょう。

それでも、ひるまずに真っすぐ前を見つめると、暗闇の向こう側にある小さな光を見つけることができるのです。落ち着いて事態を捉えるタイミングにしましょう。

痛みや弱さと向き合いながら進むには、知性という剣も必要かもしれません。世の中では、交渉ごとにまつわる緊張感が高まってきます。そこで、天秤座エリアを運行する火星が剣となってくれるでしょう。

8月28日〜9月3日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

カンパノラ 宙顕

その文字盤には、宇宙の輝きを込めて。「カンパノラ」の“宙顕”と“星顕”

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