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9月4日〜9月10日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20〜2/18生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

水瓶座の星模様

設計図の見直しを

今週は、修理・回復のために立ち止まるタイミングになりそうです。

4日午前、金星(愛と喜び)が順行に戻ります。金星が運行しているのは「人間関係・社交の部屋」であり、結婚やパートナーシップを意味する場所です。パートナーとスムーズに対話でき、楽しい時間を共有できそうです。素直な気持ちを伝えていくのが鍵です。

また、同日夜半に木星が逆行し始めると、家庭の問題で気になっていたことに再度向き合う展開となりそうです。たとえば、家屋の修繕を始めるかもしれません。家族内の役割分担について話し合う展開も考えられます。

さらに、6日には乙女座エリアで逆行中の水星と太陽が重なって木星と調和的に繋がります。悩み事があれば、親族や恩師にも相談にのってもらいましょう。的確なアドバイスをもらえるでしょう。客観性を持った人の言葉に助けられそうです。

今週は、土星(宿題・試練)は「所有、財源の部屋」であり、“価値”を意味する場所で逆行し、他の天体たちとコンタクトをあまり取りません。そのことにより、どのように財産を管理していくかをじっくりと考える必要が出てくるかもしれません。長期的な視点が求められるでしょう。

火星(意欲・闘争心)は「遠方への旅」「ここではないどこか」を意味する場所を運行しています。現実逃避してどこかに旅に出たい、という気持ちになるかも。実際に旅に出られないとしても、映画や本による心の旅で元気を出しましょう。

今週の全体の空模様

そこにいる胆力

「勝ち負けを決めるのは簡単だ。こっちのほうがわかりやすいです、とか、論理的、面白い、声が大きい、とか。傷つけあうことが認められた中で、闘うことはもっと楽ちんだ。本当に簡単だ。

男性はため息をついて『自分はひとと考える、なんてことは好きじゃない』と言った。

わたしはうつむきながら『だから、やるんですよ』とつぶやいた。」

──永井玲衣『水中の哲学者たち』


週の始め、4日午前に金星(愛と喜び)が順行に、同日の夜半に木星(成長拡大)が逆行を始めます。また、6日には乙女座エリアで太陽と、逆行中の水星が重なります。太陽+水星の2天体に対し、木星が調和的なコンタクトを取ります。

これらの星の配置は、過去の過ちを振り返りながら未来への希望を抱く、というテーマを与えます。

今週は、魚座エリアで逆行中の土星が他の天体とあまりコンタクトを取りません。そのため、「いったん立ち止まる」といったイメージが出てきます。また、暗いトンネルに入り込んでしまったように感じられるかもしれません。

「困難(難題)」を目の前にすると、四肢を投げ出して降参したい気持ちになることがあります。もう嫌だ、と目をつぶってしまいたくなることや、自分は問題の当事者ではない、と逃げ道を探すこともあるでしょう。

それでも、ひるまずに真っすぐ前を見つめると、暗闇の向こう側にある小さな光を見つけることができるのです。落ち着いて事態を捉えるタイミングにしましょう。

痛みや弱さと向き合いながら進むには、知性という剣も必要かもしれません。世の中では、交渉ごとにまつわる緊張感が高まってきます。そこで、天秤座エリアを運行する火星が剣となってくれるでしょう。

8月28日〜9月3日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

カンパノラ 宙顕

その文字盤には、宇宙の輝きを込めて。「カンパノラ」の“宙顕”と“星顕”

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