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4月10日〜4月16日 獅子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の獅子座(7/23~8/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「言葉というものは、生きている事の不安から、芽ばえて来たものじゃないですかね。」──太宰治『御伽草子』


先週に引き続き太陽に木星が接近し、13日に重なることで、ハイパーポジティブなパワーに溢れそう。

ひとまず行動してみよう!という積極性。市井の人々の声が世の中に響きやすいタイミングです。小さな誰かの声が、その周りの誰かの心を動かし、それがまた新たな声へと繋がっていく……というイメージです。

今週キーとなる天体は「金星」です。金星が司るのは「愛と美」「喜びや幸運」「楽しさや嬉しさ」「好む気持ち」など。

4月11日から5月6日までの金星双子座運行期間では、「コミュニケーション」や「言語」にまつわることの喜びが増えそうです。

今週金星は、冥王星(運命・破壊と再生)と美しいハーモニーを奏でる一方、土星(責任・社会性)からプレッシャーを受けています。

冥王星のもたらすカタルシスによって、自分が何を好きか(愛しているか)、はっきりするタイミングでもあります。食わず嫌いで避けていたもの、なんとなくイメージで苦手だと思っていたものを好きになる瞬間が訪れそうです。 大きく変化を遂げるチャンスかも。

逆に、これまで好印象だったものに幻滅することもあるかもしれません。

双子座に入った金星はしかし、軽薄なキャラクターも持っています。その軽薄さに制御をかけるのが土星です。

金星双子座期は、コミュニケーションの中に「信頼」をいかに編み込めるかを考えること。誠意や真剣さがないところには良い対話は生まれないのだと学べる時期でもあります。

火星(意欲・勇気)と水星(知性・思考)は調和的につながっていて、安心・安全を優先した判断へと導いていきます。

14日には月と冥王星が重なり、2天体は金星と調和的な角度を取ります。そのときの気分で大事な約束や判断をしないように。ムードに流されやすいときでもあるので、気をつけましょう。

獅子座の星模様

旅に出よう

太陽と木星が重なることにより、旅行運が上がります。気持ち的にも、どこか遠くへ出かけたいモードになっているかもしれません。

いつも暮らしている場所から離れることは、心も身体も解放する素晴らしいリフレッシュになります。可能であれば今からでも小旅行の計画を立ててみましょう。

金星と冥王星の調和的な関係により、知人の紹介で知り合った人となんだか馬が合う、ということがありそうです。すぐに親交が深まらないにしても、不思議な縁で何度も会うことになりそうです。

金星と土星がぶつかり合うときは、新しく出会った人たちとの交流に、自分の身内から反発が出るかもしれません。

「その人は信頼できるのか?」という心配(あまりにいい話には警戒心を持つ方が健全です)。また、異なる感覚や価値観を持った人とも出会い、信念がゆさぶられるということも。思い込みが崩れるときでもあります。

火星と水星の影響によって、縁の下の力持ち的な役割が回ってきそうです。または隠している野心に火をつけるような仕事の連絡も入ってきそうです。

街ですれ違う人の言葉や目に入る看板の言葉がメッセージとして胸に響くこともありそうです。

14日は、目の前に現れる人が「神様のお使い」に思えるかもしれません。気がついたことや、ひらめいたことは手帳に残しておくと後から役に立ちそうです。

俳優の晃平、ミュージシャンの荒谷翔大、SKWAT/DAIKEI MILLS代表の中村圭佑、画家の友沢こたお

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