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2月27日〜3月5日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23~12/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

来週、土星が水瓶座エリアから魚座に入ります。

その直前の今週は、2020年から続いていた土星水瓶座運行のタームの総仕上げとなります。水瓶座は、社会意識、社会全員で見る未来、人道的なビジョンといったテーマを持ちます。

その星座に責任や試練を司る土星がいたため、今週までの3年間は、「私たちの未来はどうあるべきなのか」ということを問いかけられていました。

各星座それぞれがこの3年間土星からの課題を振り返る良いタイミングです。

土星は「試練・責任」のほか、偶然に出くわす「苦痛」や「困難」も紐づけられています。そこに教導的な意味を見出せば、苦しみから喜びや成功を生み出す錬金術となりえるのです。

また土星は「うわべだけ」の対応を許さない厳格さを持ちます。自然に解決することを期待して問題を放置したり、捨てるべきものに固執したりすると、土星が魚座に移った後も、社会が進む方向性を考えさせるようなニュースが出てくるでしょう。

また今週は幸運の星である金星(愛と喜び)と木星が重なり、嬉しいことがありそうです。

この2つの天体は12星座のスタートである牡羊座エリアを運行しています。「新しく始まる喜びと希望」が強く輝きます。ひとつでも灯りが増えるように、前向きな気持ちでいましょう。

世界は真っ黒でも真っ白でもなく、喜びも悲しみも、吉も凶も同時に存在しています。

すべてを抱えて進んでいく大きなうねりが発生しそうな週です。時代の境目にいると感じることがあるかもしれません。

射手座の星模様

落ち着きを持つ

土星がこの3年間運行しているのは、射手座にとって「コミュニケーション・言語の部屋」であり、知性の発達や柔軟な好奇心を表す場所です。

今週、土星水瓶座の3年間を振り返るためのテーマも、この場所に関わってきます。

フリースタイルでこそ実力を発揮する射手座にとっては、コミュニケーションにおいても用意周到に慎重に計画を立ててそれに沿って動くべし、という土星の要請は足枷のように重く感じられたでしょう。

また、真面目なやり取りが必要な場面もこの3年間は多く、軽いノリが得意な射手座は苦労したかもしれません。

コミュニケーションを丁寧にし、思慮深さを持ち、枠を壊さずじっくりと落ち着いて周囲に対応すること。そんな「大人力」を培えていれば、土星の期待に応えられたと言えるでしょう。

2日は、金星と木星が、「創造性とレクリエーションの部屋」であり喜びや楽しい遊びを表す場所で重なり、「幸運の鐘」が鳴り響くような素晴らしい日です。イベントに出かけたり、仲間と楽しく過ごす日にすると良さそうです。

3日に水星(言語・コミュニケーション)と土星が水瓶座エリアで重なります。真剣な話し合いができ、今まで上手く伝わらなかったことが伝わりやすくなりそうです。

ただし、同日に水星は魚座エリアへと移動します。それにより、話した内容が曖昧になるかもしれません。メモを残しておくと良いでしょう。

俳優の晃平、ミュージシャンの荒谷翔大、SKWAT/DAIKEI MILLS代表の中村圭佑、画家の友沢こたお

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