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2月6日〜2月12日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「もつと強く願つていいのだ/わたしたちは幾種類ものジヤムが/いつも食卓にあるようにともつと強く願つていいのだ/わたしたちは朝日の射すあかるい台所がほしいと/すりきれた靴はあっさりとすて/キユツと鳴る新しい靴の感触を/もつとしばしば味いたいと」
——茨木のり子「もっと強く」抜粋

今週のポイントは、6日の獅子座エリアでの満月です。「新月」で蒔いた種を「満月」で収穫する、というサイクルがあります。

昨年7月の獅子座新月のテーマは「私たちの財産や豊かさ」について考え、富の再分配をどのようにしていくのかを検討することでした。

その落としどころ(収穫)としての獅子座満月では、とりあえず今あるものを大事にし、堅実に歩んでいこうという気持ちになります。

これは良い意味では「日常の中でのささやかな豊かさに感謝して喜ぶ」、悪い意味では「現状維持以上のことを考えられず、理不尽さや苦境を諦めの境地で受け入れる」と言えます。

満月には牡牛座エリアを運行する天王星(改革・刷新)が激しい角度でぶつかっています。

そのため、「本当にこれでいいのだろうか?」「理想を捨ててはいけない」と疑問や問題提起が差し込まれています。

現状に不具合があるときに、まったく見当外れで本質から離れた解決策が提示されることがあります。満月にぶつかる天王星は、そんな世の中をも厳しく批判してきます。

小手先の案ではなく、問題が生じた根本原因に目をやって全く新しい方法を選ぼう、というメッセージです。

また、太陽と天王星、火星(意欲・闘争心)と金星(愛と喜び)の殴り合いが週半ばまで続きます。仕事であれ、人間関係であれ、変わることを望むのであればこのタイミングを活かすとよさそうです。

12日には水星(知性・コミュニケーション)が水瓶座エリアを運行し始めます。感情より論理を優先して物事を進めていけそうです。

さらに、俯瞰的な見方が冴え、膨大な資料や情報をまとめる業務も捗るでしょう。長期的な新しい目標も見つかりそうです。年度末の忙しさを助けてくれる水星です。

蠍座の星模様

エンゲージメント

6日、太陽は水瓶座に、満月となる月は獅子座、天王星は牡牛座と、3天体が固定宮3星座に運行しています。緊迫したコンタクトをとっています。蠍座も固定宮のメンバーなので、大きな影響を受けやすくなっています。

蠍座は目標を定めると素晴らしい集中力を発揮し、専門知識を備えたプロフェッショナルになる人も多くいます。

獅子座新月から満月の半年間のタームでは、その集中力や専門知識を買われて、仕事の場面で様々な変化があったでしょう。時代に沿った新しいプロジェクトを任された人もいるかもしれません。

今週は半年間の仕事の成果が出るときでもあり、振り返って確認することにも向いています。

この満月のタイミングで、成果に満足して現状維持に注力しようと思っても、「これからさらに素晴らしいものができるのでは?」という周囲の期待を受け、プレッシャーに感じることになりそうです。

もしくは、顧客をもっと喜ばせたいというポジティブな動機で、夢のようなサービスや商品を考え始めるかも。

今週半ばまで、太陽と天王星がハードに刺激し合うことで、家族や仲間(もしくはパートナーの親など)に関するアクシデントやトラブルの兆しがあります。家族やチームメンバーの言葉をしっかりと聞くことが大切になりそうです。

また、火星と金星がせめぎ合っているパワーを活かして、楽しみながら、自己変革をすすめていけそうです。関わっているプロジェクトや周囲の人へのエンゲージメントを高めることによって、さらなる進化が望めそうです。

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