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1月30日〜2月5日 山羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の山羊座(12/22~1/19生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「知的探求は(それが本質的なものであろうとするならば)、つねに『私は何を知っているか』ではなく、『私は何を知らないか』を起点に開始されます。そして、その『答えられない問い』、時間とは何か、死とは何か、姓とは何か、共同体とは何か、貨幣とは何か、記号とは何か、交換とは何か、欲望とは何か……といった一連の問いこそ、私たちすべてにひとしく分かち合われた人間的な問いなのです」
──『寝ながら学べる構造主義』内田樹 

占星術で読む基本の10天体全てが順行となり、「全員が前を向いて動いている」状態となりました。起業や入籍、引っ越しなど、何かを始めるのに相応しいタイミングです。

先週に引き続き、水星と天王星(刷新・改革)、太陽と火星(勇気・意欲)が調和的に繋がっています。今週はそこに、2つの「殴り合いの関係」が加わってきます。1つ目は太陽と天王星、2つ目は火星と金星(愛と喜び)です。

これらの星の配置により、「理論VS理論」「正解VS正解」という図式が見えてくるかもしれません。

立場が違うと、「理論」も「正解」も変わってきます。どこから物事を見ているのか、その視点が明らかになっていきそうです。

政治の分断、仕事での意見の食い違い、男女関係の諍いなど、あらゆるところで対立が生まれる気配。派閥争いは激化するかもしれません。それに加えて、シーライオニングや水掛け論といった、不毛な議論の応酬も見られそうです。

「はっきりとした物言い」に、真偽も問わず多くの人が従ってしまうのは、「軽・早・安」を優先してきた社会に原因があります。

あまりに情報が多すぎるのも、混迷を生む要因になっているでしょう。システムにとらわれずに思考し、社会とその中での自分の立ち位置を客観的に観察したい週です。

山羊座の星模様

財宝を記した地図

山羊座は堅実さを愛し、社会性のある人間でいることや経済的な安定を求める傾向があります。社会をシビアに見つめ、リスクマネジメントをするのも山羊座的なことです。

今週は、その安定を求める気持ちが高まりそうです。

火星と調和的に繋がっている太陽は、天王星と激しく殴り合うようなコンタクトを取ります。その影響で「今までとは違う方法で資産(稼ぎ)を増やしていきたい」と強く考えるかもしれません。現在の仕事にプラスして副業や株を真剣に検討すること。

また、水星と天王星の調和的な配置により、その計画は具体的に落とし込めそうです。絵に描いた餅で終わらせないで、試してみるのも良いでしょう。

双子座エリアの火星と魚座エリアの金星がせめぎ合っています。この配置からは、友人と近所のカフェでくつろいでいるときにやらなくてはならない雑用を思い出すような、そんなイメージが浮かんできます。先にやることを済ませてから遊びにいきましょう。

今週、月は牡牛座エリアから獅子座エリアへと向かい、「上弦」です。2月6日の満月に向かって、どんどん膨らんでいきます。意欲や感情が大きく膨らみやすいときです。

特に蟹座エリアに月が巡る2月3日〜4日はパートナーの気持ちが揺れやすいかも。相手を気遣う一言を忘れないようにしましょう。

左から齋藤精一、服部滋樹。柴田文江、倉本 仁

未完成なものから可能性を見出す。大阪・関西万博から生まれる“共創”のデザイン

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