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1月16日〜1月22日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23~12/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

「『あれはまともな生き方ではない、逸脱だ』と排除する権力関係をまず確認する。そしてそれはたんに強制されているのではなく、人々がみずからの不安から無意識的につくり出した体制であると認識する。そこから逃れようとする管理社会批判が社会の脱構築である」
──『現代思想入門』千葉雅也

18日に、山羊座エリアを逆行中だった水星が順行になります。滞っていた作業がスムーズに動き出し、仕事が捗りそうです。また、この日は太陽が冥王星(運命・極端な力)に重なり、驚くようなニュースが舞い込むかもしれません。

20日に太陽は水瓶座エリアに移動し、約1カ月間、世の中には「水瓶座的なテーマ」が浮上しやすくなります。「知識の力」を上手に使っていけるのは、風(大気)のエレメントに属す水瓶座の性質です。ロジカルであろうとする姿勢。

水瓶座のキーワードは「独創、改革、刷新、アナーキズム」など、今あるものに手を入れて改善することに関連します。管理社会への批判も、水瓶座的なものです。 

また、最先端技術(IT)なども水瓶座的なので、技術開発に関するニュースなども増えるかもしれません。

太陽星座が水瓶座の人には、太陽のパワーがやってくる期間となり、主役の1カ月の始まりとなります。

22日、水瓶座エリアで新月が起こります。

この新月は「新天地への夢と希望」「生き方刷新計画の発足」といったテーマを持ち、そこに火星(意欲・闘争心)が味方となるようにコンタクトしています。理想の実現への道のりを積極的に楽しもうとする姿勢です。

さらにこのタイミングは、土星(結晶化・実現化)と金星(愛と喜び)が重なって、他人に影響されない、自分だけの情熱を育てたくなるとき。

オープンでいすぎると、自分でも訳がわからないまま功名心や野心を燃やしてしまうことがあります。今週は、発散型の好奇心を閉じ込めて、自分の内側にこもって結晶をつくり出しましょう。

他人や世の中のことを気にせず、自分だけが大切にしている価値に立ち戻るときです。一番大切なものが何であるのかを意識することで安定した軸を得ること。

まことしやかに喧伝されているものへの拒絶と批判も含まれそうです。

新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

各星座ごとにテーマが変わりますが、「生き方や物事の刷新計画の発足」は共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の水瓶座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。

射手座の星模様

楽しい空気に包まれて

今週前半、「生まれたときから持っている財産」や、「自分の資質を活かした豊かさ」などの意味がある場所で水星が順行に戻り、太陽と冥王星が重なります。

もし株を所有していれば、株価に大きな影響があるようなニュースが出てくるかも。もしくは、自分が持っているものに大きな価値があることに気がつくかもしれません。

木星(成長拡大)は、「創造性とレクリエーションの部屋」、喜びや楽しい遊びを表す場所を運行しています。5月までの期間を、自己アピールをする時期にできれば大きな成果が出そうです。注目されて成長するタームです。

双子座エリアでは火星(勇気・闘争心)が順行に戻っており、パートナーシップ、人間関係が順調になりそうです。わけもなくイライラ、ピリピリしていた空気が爽やかになっていくイメージです。

射手座にとって、今週太陽が運行する水瓶座エリアは「対話・言語の部屋」であり、「気軽な交流」「コミュニケーション」などを意味する場所です。

20日からの1カ月間は、兄弟姉妹や古くからの友人と交流することで良い運気に恵まれそうです。

22日の新月は、「地域で学ぶ」「コミュニケーション」について天に宣誓すると良いでしょう。例えば、「良い対話ができました」「地元で面白いワークショップに参加しました」などです。

サテライトオフィスで椅子に座る吉泉聡

窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓

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