Feel

8月15日〜8月21日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週、太陽は獅子座エリアの後半を運行しており、威風堂々とした王様の風格を持つようになります。

この王は、他人の評価や賞賛よりも、自分の内側にある理念の実現を優先します。具体的に行動するための準備を怠らない王様です。

太陽と厳しい関係性になる位置(正面)に、土星(責任・試練)がずっと控えていましたが、太陽は緊張状態からようやく解放され始めます。やらなくてはならないことに本腰を入れて取り組めるようになっていくタイミングです。

20日に、意欲やバイタリティを司る火星が、双子座エリアを運行し始めます。誰かの一言で戦いの火蓋が切られるような場面がイメージできます。

「ペンは剣よりも強し」とできるかもしれません。ジャーナリストや批評家に注目が集まるかも。

逆行中の木星(成長拡大)と獅子座エリアを運行している金星(愛と美)とが調和的に繋がり、心の底からやりたかった何かや、愛や希望についてを思い出しそう。

何のために生きているのか、喜びとはなんであるのか、再度確認すること。人によっては、別れた誰かが恋しくなるかもしれません。

水星(知性・コミュニケーション)は乙女座エリアを運行し、天王星(改革・刷新)、冥王星(極端さ・運命的な力)、海王星(夢と幻)、とコンタクトをしていきます。

天王星、海王星、冥王星の三天体はいずれも“外惑星”と呼ばれ、地上のルールを超えたパワーをもたらす存在と言われています。

「具体的な知恵」という雰囲気を持つ乙女座を運行中の水星にひらめきの天王星パワーが注がれて、農業や生物学的な分野でのイノベーションの発表などをイメージさせます。

海王星とのコンタクトは夢やファンタジー、アートなどのエッセンスを持ち、世の中に“麻酔”がかかっているような状態。

冥王星とのコンタクトは、膿んだ患部を丸ごと切除するために鋭利な器具で深く切り込んでいくような知性、社会そのものを外科手術していくような知性の活躍をイメージさせます。

蠍座の星模様

好調な売り出し

今週の太陽と土星の緊張の緩まりは、蠍座にも大きな安らぎをもたらしてくれそうです。

目の前にある仕事の山や問題が急に全てなくなるわけではないのですが、それでも、心の置きどころや、仕事の対処について目途がたっていきそうです。

忙しく、責任を伴うことは多いかもしれませんが、仕事運自体は悪くないです。

また、木星と金星が調和的に繋がり、仕事での活躍が評価されそうです。過去の実績を再確認されるようなことがありそう。

もしくは、自分のポートフォリオをまとめて、多くの人に見てもらえるようにすることで、仕事運が上がっていきそうです。

さらに、水星と外惑星(天・海・冥)のコンタクトの影響も繋がっていきます。エージェントの目に留まる、というようなイメージになっていきます。

今、転職活動をしている人は、職務経歴書などの見直しをしてエージェントにチェックをしてもらうのも良さそうです。フリーランスで仕事をしている人は、営業活動にリソースを割くと良いタイミングです。

いっぽう、火星が双子座エリアを運行し始める影響で、「評価の独り歩き」も起きそう。

所属する業界や、企業、団体の中で噂話に尾ひれがつき、実際以上の評価が広まってしまうかもしれません。それによってやっかみも生まれやすいかも。

明瞭な物言いを心がけ、食い違いや誤解が生まれないように注意を払っておくと安心です。

また、プライベートでは親族からの急な呼び出しもあるかも。スケジュールに余裕を持つと良いでしょう。

エルベ・シャンデスと北野武

北野武が、カルティエ現代美術財団との歩みを語る【ART CONVERSATION BY CARTIER】

語る / PR