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8月15日〜8月21日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23~12/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週、太陽は獅子座エリアの後半を運行しており、威風堂々とした王様の風格を持つようになります。

この王は、他人の評価や賞賛よりも、自分の内側にある理念の実現を優先します。具体的に行動するための準備を怠らない王様です。

太陽と厳しい関係性になる位置(正面)に、土星(責任・試練)がずっと控えていましたが、太陽は緊張状態からようやく解放され始めます。やらなくてはならないことに本腰を入れて取り組めるようになっていくタイミングです。

20日に、意欲やバイタリティを司る火星が、双子座エリアを運行し始めます。誰かの一言で戦いの火蓋が切られるような場面がイメージできます。

「ペンは剣よりも強し」とできるかもしれません。ジャーナリストや批評家に注目が集まるかも。

逆行中の木星(成長拡大)と獅子座エリアを運行している金星(愛と美)とが調和的に繋がり、心の底からやりたかった何かや、愛や希望についてを思い出しそう。

何のために生きているのか、喜びとはなんであるのか、再度確認すること。人によっては、別れた誰かが恋しくなるかもしれません。

水星(知性・コミュニケーション)は乙女座エリアを運行し、天王星(改革・刷新)、冥王星(極端さ・運命的な力)、海王星(夢と幻)、とコンタクトをしていきます。

天王星、海王星、冥王星の三天体はいずれも“外惑星”と呼ばれ、地上のルールを超えたパワーをもたらす存在と言われています。

「具体的な知恵」という雰囲気を持つ乙女座を運行中の水星にひらめきの天王星パワーが注がれて、農業や生物学的な分野でのイノベーションの発表などをイメージさせます。

海王星とのコンタクトは夢やファンタジー、アートなどのエッセンスを持ち、世の中に“麻酔”がかかっているような状態。

冥王星とのコンタクトは、膿んだ患部を丸ごと切除するために鋭利な器具で深く切り込んでいくような知性、社会そのものを外科手術していくような知性の活躍をイメージさせます。

射手座の星模様

開眼の風

今週から、太陽と土星の緊張の緩まりは、対話やコミュニケーションで誤解されてしまう悩みの霧が晴れ始めるようなイメージです。

10月まで続く土星が逆行する期間は、“取り戻す”ことをテーマにすると良い時期なので、誰かに話せなかったことや伝えきれなかったことがあれば、今週以降がチャンスです。

大らかな気質の射手座は、ときに意思疎通の細部をおろそかにしてしまう傾向があります。

今週は、同じ柔軟宮の乙女座に水星(知性・コミュニケーション)、双子座に火星(意欲・バイタリティ)が運行することによって、見えていなかった隅々まで光が差し込み、よくわからなかった他者をスムーズに理解できそうです。

20日に火星が双子座エリアを運行し始めると、射手座にとっては、真正面の「パートナーシップ」「結婚相手」「契約相手」を意味する場所に火星がいることになります。

手応えのあるコミュニケーションが活気づくようなことがあるかもしれません。

さらに、木星と金星が調和的に繋がることも相まって、対人運は良くなりそうです。その半面、気が大きくなり、隙ができてしまうかも。

口八丁手八丁の相手にいつの間にか言い包められて、無駄な契約を結んでしまわないように注意を払っておきましょう。

水星と外惑星(天・海・冥)のコンタクトの影響は仕事の場面に表れそうです。

大きな流れに乗って、今まで扱ったことのないようなタイプの案件が舞い込んでくるかもしれません。直感的に“やれる”と思えるならば受けていくとよさそうですが、契約書は隅々までよく読むように。

左から齋藤精一、服部滋樹。柴田文江、倉本 仁

未完成なものから可能性を見出す。大阪・関西万博から生まれる“共創”のデザイン

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