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5月16日〜5月22日 天秤座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の天秤座(9/23~10/23生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

11日には「成長や拡大」を司る木星がホームグラウンドである魚座から離れ、牡羊座エリアを運行し始めます。

満月は、あえて何も持たずに辺境の地で野営をするようなイメージです。自然の力を活かす知恵をもって、 状況に合った工夫をし、強い適応力を発揮することがテーマとなります。

この満月には、山羊座エリアを運行する冥王星(強い運命)と調和的に繋がり、水瓶座エリアを運行する土星(試練と責任)とぶつかり合う関係が生じます。時代を乗り越えていくために、人類としてどうあるべきかを考えることが課題となってくるタイミング。厳しい状況の中でも生き抜く知恵が役に立ちそうです。

実は、この満月では皆既月食もあります。古代の人々にとって月食は「凶」の出来事。現代でもネガティブな事象の兆しとして言い伝えられています。ただし、その影響は観察できる地域のみでもあると言われており、今回は日本では観測できないので心配することはないでしょう。

18日は、火星(意欲や勇気/侵略や火種)と、海王星(夢や融解性)が魚座エリアで重なります。思い込みが激しくなったりするかもしれません。感染症全般にさらに気をつけたい時期でもあります。

21日には太陽が双子座エリアを運行し始めます。双子座は「男性サイン、柔軟宮、風のエレメント」に分類され、守護星(支配星)は知性やコミュニケーションを司る水星です。

イメージキーワードは、思考と言語感覚、情報、フットワークの軽さ、神出鬼没、好奇心、若々しさ、飽きっぽさ、ユーモア。日常的なことで言えば、自転車でいける距離の移動、手紙、雑誌などがあります。

水星はギリシア神話のヘルメスという神と繋がっています。ヘルメスは、伝達、商売、嘘の神です。 世の中に爽やかな風が吹き抜けるとともに、さならる“情報戦”が展開しそうな雰囲気が始まります。

この水星は、先週に引き続き逆行をすすめ、23日に双子座エリアから牡牛座エリアに入ります。“本腰を入れて情報を再確認する”ようなことが必要になるかもしれません。

天秤座の星模様

知性が繋ぐ縁

16日は蠍座エリアでの満月は、天秤座にとって、「生まれたときから持っている財産」や「自分の資質を活かした豊かさ」などの意味がある場所になります。自己価値をどこに見出すのかを再確認できるタイミングになりそうです。

先週に引き続き、牡羊座エリアを運行している金星(愛と美)と木星(成長拡大)の強大なサポートによる「12年に一度の出会いの好機」が訪れています。

そこに、21日からは太陽が双子座エリアを運行し始め、さらに追い風となって幸運が舞い込んできそうな配置となります。太陽が運行するエリアは天秤座にとって「遠方への旅」「大学」「体系的な叡智」を意味する場所です。

聡明な人と話が弾み、意気投合するようなイメージがあります。知的な交流ができる場所に出かけることで良縁が繋がるかもしれません。

火星と海王星が魚座エリアで重なり、体調管理には注意したほうが良さそうです。新型コロナはもとより、他の感染症にも気をつけましょう。

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