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5月16日〜5月22日 水瓶座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の水瓶座(1/20~2/18生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

11日には「成長や拡大」を司る木星がホームグラウンドである魚座から離れ、牡羊座エリアを運行し始めます。

満月は、あえて何も持たずに辺境の地で野営をするようなイメージです。自然の力を活かす知恵をもって、 状況に合った工夫をし、強い適応力を発揮することがテーマとなります。

この満月には、山羊座エリアを運行する冥王星(強い運命)と調和的に繋がり、水瓶座エリアを運行する土星(試練と責任)とぶつかり合う関係が生じます。時代を乗り越えていくために、人類としてどうあるべきかを考えることが課題となってくるタイミング。厳しい状況の中でも生き抜く知恵が役に立ちそうです。

実は、この満月では皆既月食もあります。古代の人々にとって月食は「凶」の出来事。現代でもネガティブな事象の兆しとして言い伝えられています。ただし、その影響は観察できる地域のみでもあると言われており、今回は日本では観測できないので心配することはないでしょう。

18日は、火星(意欲や勇気/侵略や火種)と、海王星(夢や融解性)が魚座エリアで重なります。思い込みが激しくなったりするかもしれません。感染症全般にさらに気をつけたい時期でもあります。

21日には太陽が双子座エリアを運行し始めます。双子座は「男性サイン、柔軟宮、風のエレメント」に分類され、守護星(支配星)は知性やコミュニケーションを司る水星です。

イメージキーワードは、思考と言語感覚、情報、フットワークの軽さ、神出鬼没、好奇心、若々しさ、飽きっぽさ、ユーモア。日常的なことで言えば、自転車でいける距離の移動、手紙、雑誌などがあります。

水星はギリシア神話のヘルメスという神と繋がっています。ヘルメスは、伝達、商売、嘘の神です。 世の中に爽やかな風が吹き抜けるとともに、さならる“情報戦”が展開しそうな雰囲気が始まります。

この水星は、先週に引き続き逆行をすすめ、23日に双子座エリアから牡牛座エリアに入ります。“本腰を入れて情報を再確認する”ようなことが必要になるかもしれません。

水瓶座の星模様

息抜きは双子座と

16日の蠍座エリアでの満月は、水瓶座にとって「キャリア」や「公的な場面」「社会参画」を意味する場所で起こります。

昨年の11月頃から働き方や社会との関わり方について試行錯誤をしていた人には、ひとつの落としどころや、答えが見つかりそうです。水瓶座にはもともと進歩的な精神があり、その魂が、これまで葛藤や問題を乗り越えて方針を固めるタイミングになるでしょう。

太陽が双子座エリアを運行し、息をしっかり吸えるような安心感が生まれそう。同じ「風のエレメント」が含まれる天体配置には、風が爽やかに吹き抜け、友人と心地よい会話のラリーが続くような楽しさや嬉しさがあります。

牡羊座エリアを運行する金星(愛と美)と木星(成長拡大)の運行も相まって、さらにわくわくするコミュニケーションが生まれそうです。

火星と海王星が魚座エリアで重なり、やってみたいと思っていた事業についての計画が迷走するかもしれません。いったん保留が安心。無理には進めないこと。お金の使いすぎにも注意。

水星が逆行して双子座エリアから牡牛座エリアに戻ることは、安心安全のための再点検のお知らせに似ています。家の設備の細かなところをチェックすると良いでしょう。

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