今週の空模様
今週は、3日に愛と美を司る金星が、牡羊座エリアを運行し始めます。
金星が魚座エリアを運行していたときの雰囲気は、うっとりと耽溺するエッセンスを含んでいましたが、金星が牡羊座エリアを運行し始めると、カラリとした空気に変わります。
たとえるならば、フリルたっぷりなワンピースの似合う女性から、スポーツウエアの似合う女性に変わるようなイメージです。
勇気やバイタリティ、闘争心を司る火星、成長や拡大を司る木星、夢やスピリチュアルを司る海王星の3天体は魚座エリアを運行し、世界の境界線を曖昧にしたり、越境するような作用をもたらします。
5日には、太陽(この時期のメインテーマ)と改革やひらめき、刷新を司る天王星が、牡牛座エリアで重なります。
このタイミングがスイッチとなって、「現実的に変わろう」「身体性を伴う変化をしよう」と動き出すことができるかもしれません。
何か「1年間取り組む目標」を定めて、がむしゃらに取り組むことで、嘘やごまかしのない、「自分が納得する自分」をつくっていくスタートにもできそうです。
強い運命を司る冥王星と成長や拡大を司る木星が調和的な角度(関係性)で結ばれます。
どちらも世相や社会に影響が出やすい天体であり、大きな社会的判断が生じたり、一時的な調停や調和が生まれたりしそうなタイミングです。
蠍座の星模様
契約確認
金星が、「奉仕的労働」と「自己ケア」を意味する場所を運行し始めます。誰かのために働くことが嬉しさや楽しさに繋がりそうです。
魚座エリアを運行する3天体の作用は「創造性」や「恋愛」や「楽しいアクティビティ全般」といった、遊びや喜びを意味する場所に表れます。
金星が牡羊座エリアに移動をしてしまいましたが、恋愛やクリエイティブな行動を応援してもらえるような天体配置です。
先週、双子座エリアに移動した水星は、情報や知性、コミュニケーションを司ります。
水星は魚座エリアの天体を刺激し、遊びの計画などが、誰かからの連絡によってリスケジュールになったりすることもありそうです。
5日には、太陽と天王星が牡牛座エリアで重なります。蠍座にとって牡牛座エリアは真正面(180度)の位置となり、「パートナーシップ」を結んだり、「公式な契約を交わす」ような意味があります。
公的な誰か(太陽)に、改革(天王星)が重なるので、パートナーシップにおける、大きな変化のきっかけがあるかもしれません。
仕事の契約内容が変更となって、更新するのか、しないのかを考えることになったり、結婚相手から驚くような告白をされて、(もしくは自分がして)関係性が大きく変わるかもしれません。
来年5月、再び太陽と天王星が重なるころには、今週このタイミングで「問題提起」があったことの「回答」や「落としどころ」が見え、決着がついているかもしれません。
漫画家・堀道広が描き下ろし。〈LIXIL〉のGREEN WINDOWを体感した、ある一家の物語