今週の空模様
今週は、3日に愛と美を司る金星が、牡羊座エリアを運行し始めます。
金星が魚座エリアを運行していたときの雰囲気は、うっとりと耽溺するエッセンスを含んでいましたが、金星が牡羊座エリアを運行し始めると、カラリとした空気に変わります。
たとえるならば、フリルたっぷりなワンピースの似合う女性から、スポーツウエアの似合う女性に変わるようなイメージです。
勇気やバイタリティ、闘争心を司る火星、成長や拡大を司る木星、夢やスピリチュアルを司る海王星の3天体は魚座エリアを運行し、世界の境界線を曖昧にしたり、越境するような作用をもたらします。
5日には、太陽(この時期のメインテーマ)と改革やひらめき、刷新を司る天王星が、牡牛座エリアで重なります。
このタイミングがスイッチとなって、「現実的に変わろう」「身体性を伴う変化をしよう」と動き出すことができるかもしれません。
何か「1年間取り組む目標」を定めて、がむしゃらに取り組むことで、嘘やごまかしのない、「自分が納得する自分」をつくっていくスタートにもできそうです。
強い運命を司る冥王星と成長や拡大を司る木星が調和的な角度(関係性)で結ばれます。
どちらも世相や社会に影響が出やすい天体であり、大きな社会的判断が生じたり、一時的な調停や調和が生まれたりしそうなタイミングです。
魚座の星模様
吟味して決める
魚座エリアから金星が離れ、運行する天体は、火星、木星、海王星となりました。
木星は5月11日に牡羊座エリアに移行し、再び10月28日に逆行して魚座に戻り、12月半ばまで魚座エリアを運行します(この後の木星の魚座運行は2033年になります)。
木星は「成長・拡大」を司り、幸運の天体と言われています。「幸運」というと棚からぼたもち的なイメージがあるかもしれませんが、木星のもたらす作用としては「そこにあるものを大きく育てる」というものです。
白い種も、黒い種も、等しく(善悪の区別なく)大きくしてしまうので、まずは「自分の手に何を持っているのか」が重要になってきます。成長させたいものを意識しましょう。
金星が、牡羊座エリアを運行し始めます。「生まれたときから持っている財産」や、「自分の資質を活かした豊かさ」などの意味がある場所での運行となり、あらためて自分のできること(能力・才能)に気がつき、それを活かして豊かになることができそうです。
先週に引き続き、情報や知性、コミュニケーションを司る水星は、同じ柔軟宮の双子座エリアを運行します。
「家庭や家族」「自室や居場所」など、自分が所属しているチームから連絡が入ってくるイメージです。
太陽と天王星が重なる牡牛座エリアは、「身近な場所での学習」や「気軽な交流」「兄弟姉妹」などを意味する場所です。
水星の作用も相まって、身近な誰かのセンセーショナルな話が飛び込んでくるかもしれません。
何か交渉を持ちかけられたとしても、情報をどう受け止めて、どう行動するか、しっかりと自分の意見を曲げずに選択しましょう。
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