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2月28日〜3月6日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は3月3日に新月があります。

太陽(意識)と月(無意識)が重なることで、頭(思考)と身体(腹落ち・納得)が合致するような感覚となるでしょう。

今回の新月のテーマには、太陽と月だけではなく、新月のポイントに吉角で関わる天王星や、水瓶座エリアで重なる水星と土星、山羊座エリアで重なる冥王星と火星、金星も大きく関わってきます。

新月は肉体的な現実意識と心の深い場所にある意識とが重なり合うタイミング。

「自分自身(個人)でできる限界を知る」「病や痛みから教わる」「伝統や集団性について」新しい世界をひらくために、自己と社会を、大きなタイムスケール感をもって見つめることがテーマ。

改革を司る天王星は「もっと手厚く」「もっと生活を豊かにするために」「肉体性を大切にすること」を求め、もっと、欲望を上手に使うように社会や人々を揺らします。

知性を司る水星は「あるがままを認め」「オープンマインド」であることを示し、責任や社会性を司る土星は「決めつけをやめ」「都度、トラブルに対処していく強靭さ」を課題としています。

極端さを司る冥王星、愛と美を司る金星、意欲やアグレッシブさを司る火星の重なり合うポイントに含まれるテーマは、「もう現行の世界・座標(ルール)では健康的に生きていけないと多くの人が気がつくこと」「他のルートがあることに気がついて、そちらに飛ぼうとする力」です。

現状から変化をしたくなるような状況や、勇気を奮い立たせなければならないような出来事があるかもしれません。

新月を含む今週の全体テーマは、「今生きる社会に対するそれぞれの視座の確認」であり、その先に求めるものが、新しい世界への飛翔なのか、現実世界の改革への覚悟や切望なのか、(第三の選択として)バーチャルリアリティーな世界での幸せや実感を求めるのか、人により違う選択になりそう。

「もうこんなのはイヤだ」という気持ちから始まる、痛みから押し出されることで目覚めるような新月のイメージです。

また、新月には願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「古いものを捨て、新しいものを取り入れる」のは共通します。

宣誓を5〜10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の魚座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。

5日には太陽と木星が重なり、6日には金星、火星が水瓶座エリアを運行し始め、「切り替わり」や「節目」と感じることが多くなるかもしれません。

蠍座の星模様

恋と愛の週

新月は、創造性や恋愛やイベントなど、喜びを意味する場所で起こります。

もっと自己表現をしても良いのだと気がついたり、遊戯性の中の癒やしや喜びに素直になれるかもしれません。

物事への感度が変わり、世界が新鮮に見えるタイミングです。自分が拘泥していたものに気がつき、手放して楽になれることがあるかもしれません。

2月半ばから、ソワソワしていた気持ちが落ち着いてきそうな雰囲気です。

また、新月のアファメーションは、自己表現や恋愛や楽しいイベントなどについて、天に宣誓すると良いでしょう。

例えば、「恋人と出会えました。」「楽しいイベントに参加しました。」「クリエイティブなことができました。」などです。

5日には、太陽と成長や拡大を司る木星が重なり、一目惚れや、幸運が訪れるかもしれません。

6日には、愛と美を司る金星と勇気やバイタリティを司る火星が、家庭や自室、自分の居場所などを意味する場所に移動します。

同じ場所には、責任や社会性を司る土星と、知性やコミュニケーションを司る水星が運行中。家族との時間を大切にすることや、自分の居室を居心地良く改造するタイミングです。

〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉を着て画家・友沢こたおが新しい表現を模索する日々

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