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2月21日〜2月27日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は、先週に引き続き、太陽と、成長や拡大を司る木星、融解性とスピリチュアリティを司る海王星が魚座を運行し、あらゆる価値観の境界線を溶かして見直しをうながすようなスピリチュアリティ溢れるパワーが広がっています。

魚座のエッセンスである「生命の原型として、魂の在り方を問う」ことをテーマにするタイミングでもあります。

また、木星と太陽は、改革や改善を司る天王星と良い配置になり、医療・農業・食品などの分野で目覚ましい進歩があるかもしれません。

社会的土台や責任を司る土星に、知性や情報を司る水星が接近し、重なっていきます。

社会の公平さとは何かを明らかにする働きがあり、ためこまれていた情報が解放されるかも。

運命的な力を司る冥王星の今週のテーマは、極限状態を抜けた後に新世界を発見したり、「この世にはこのルールしかない」と思い込んでいたものを打ちこわして他の座標があると知ったりすることです。

より良く生きるためには、現実を大切にしつつ、スピリチュアルなものも活かし、凝り固まった常識を超えて現状打破することが望ましい雰囲気です。

占星術の概念において、太陽は「表層意識」「意図的に行うこと」「公的なもの」「能動」を、月は「無意識」「思考を必要としない日々の営み」「私的なもの」「受動」の意味を持っています。本能的でプリミティブな霊的感応を司るのも月です。

現代社会では太陽が表す側面が重視されがちですが、今週を含む、太陽が魚座エリアを運行する3月中旬までのタームでは、月的なエッセンスを意識し、自然のサイクルを感じたり、神話的なものに触れるのをおすすめします。

蠍座の星模様

言葉は鈍器

先週に引き続き、魚座に太陽+木星+海王星が運行する2月中旬までの期間は、感受性が豊かになり、心的な感応(サイキック)が高まる可能性があります。

目に見えない縁が味方になり、援護を受けて伸びやかに過ごせるような時期。

喜びや創造性を意味する場所での太陽+木星+海王星の運行でもあるので、自分が表現したいものがあれば、この期間を活かしましょう。

さらに成長や拡大を司る木星と太陽が、改革や閃きを司る天王星と良い配置になり、強いインスピレーションを受けて、雷に打たれたような突然の恋に出会うかもしれません。

責任と社会性を司る土星と、コミュニケーションを司る水星が、家庭や自室、自分の居場所などを意味する場所を運行し、水星はどんどん土星に接近していくタームです。

その影響により、仲間との間での「言葉」に重みが増し、そこに責任やプレッシャーも含まれていきます。

何気なく使った言葉が、思いもしなかったほどに波及効果を生むかもしれません。

今週の月の運行のテーマは、瞑想し、自己を見つめ、心を整えてからコミュニケーションをしにいくことです。

深呼吸を意識したり、ヨガや寝る前のストレッチも良いでしょう。

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