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2月21日〜2月27日 天秤座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の天秤座(9/23~10/23生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は、先週に引き続き、太陽と、成長や拡大を司る木星、融解性とスピリチュアリティを司る海王星が魚座を運行し、あらゆる価値観の境界線を溶かして見直しをうながすようなスピリチュアリティ溢れるパワーが広がっています。

魚座のエッセンスである「生命の原型として、魂の在り方を問う」ことをテーマにするタイミングでもあります。

また、木星と太陽は、改革や改善を司る天王星と良い配置になり、医療・農業・食品などの分野で目覚ましい進歩があるかもしれません。

社会的土台や責任を司る土星に、知性や情報を司る水星が接近し、重なっていきます。

社会の公平さとは何かを明らかにする働きがあり、ためこまれていた情報が解放されるかも。

運命的な力を司る冥王星の今週のテーマは、極限状態を抜けた後に新世界を発見したり、「この世にはこのルールしかない」と思い込んでいたものを打ちこわして他の座標があると知ったりすることです。

より良く生きるためには、現実を大切にしつつ、スピリチュアルなものも活かし、凝り固まった常識を超えて現状打破することが望ましい雰囲気です。

占星術の概念において、太陽は「表層意識」「意図的に行うこと」「公的なもの」「能動」を、月は「無意識」「思考を必要としない日々の営み」「私的なもの」「受動」の意味を持っています。本能的でプリミティブな霊的感応を司るのも月です。

現代社会では太陽が表す側面が重視されがちですが、今週を含む、太陽が魚座エリアを運行する3月中旬までのタームでは、月的なエッセンスを意識し、自然のサイクルを感じたり、神話的なものに触れるのをおすすめします。

天秤座の星模様

リラックス優先

先週に引き続き、太陽+木星+海王星が奉仕的労働を意味する場所を運行しています。

この3天体の複合的作用として、物事を曖昧にしてしまう性質があります。

天秤座の人は美意識が高く、完璧さを求めて、曖昧さに対して厳しくなってしまう傾向があります。

しかし、3月中旬までのこのタームは、自分に対しても、完璧を求めないことが大切です。余白や余裕、ゆとりある時間の使い方をして、リラックスタイムもしっかりと取っていきましょう。

成長や拡大を司る木星と太陽が、改革や改善を司る天王星と良い配置になり、仲間の手助けが望めそうです。良いアイデアやアドバイスを積極的に取り入れてみましょう。

責任と社会性を司る土星と、コミュニケーションを司る水星は、自己表現や創造性を意味する場所を運行し、デザインやアートに親しむことや、自分でも何かを作っていくことが応援されるようなイメージです。

自分の意思を形にして外に投げかけ、表現するのに適しているタイミングです。

今週、月の運行は天秤座のサイン(星座)から始まり、プライベート充実に使うとgoodな1週間となります。

セルフケアや家の片づけ、近所の散歩、家族との時間を多く持つことなどがおすすめです。

左から齋藤精一、服部滋樹。柴田文江、倉本 仁

未完成なものから可能性を見出す。大阪・関西万博から生まれる“共創”のデザイン

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