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2月7日〜2月13日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23~12/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は、静かで、受動的な雰囲気でありつつ、たくましさも含んでいます。

植物の根は見えなくとも大地にしっかりと伸びていき、新芽が硬い表皮の内側で準備を始めている姿に似ています。

10天体が順行し物事がスムーズに進むタイミング。堅実さや手応えをそれぞれの星座が感じる週になりそうです。

7日の朝に牡羊座から牡牛座に月が移ります。今週、それ以降はどの天体も「火のエレメント」を通過しない星回りとなってきます。

今週から3月終わり頃までの空模様は、日々の月の運行を除いて、「火のエレメント」が不在であることが特徴となっています。

占星術の概念として、12の星座(サイン)には4つの「エレメント」というグループがあります。

「火のエレメント」(牡羊座・獅子座・射手座)は情熱や意欲、自立性、分離する力やアグレッシブさという動的な性質を持っています。

「地のエレメント」(牡牛座・乙女座・山羊座)は現実性や堅実性、地上の出来事のルールや常識を重んじる性質があるとされ、物事を整えたり管理する力となります。

「水のエレメント」(蟹座・蠍座・魚座)は感情や情動、共感性や情緒を持って他者と繋がっていこうとする性質。

「風(大気)のエレメント」(双子座・天秤座・水瓶座)は知性や論理、思考や言語によってコミュニケーションを図る性質。

「火のエレメント」の不在期間は、メラメラと燃えるような熱意に煽られるような能動性よりも、じっくりと静かで受動的で、着実なイメージです。

天体の運行におけるイベントは、それぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

射手座の星模様

誠意とは何かを問う

知性やコミュニケーションを司る水星が、自分の実力で築いていく財産のハウスを順行し、水星に運の強さを司る冥王星が重なり、「力試し」のようなことがしたくなるかもしれません。

もっと面白いことをしたくなったり、自分の才能を活かしていくことに興味が強くなったりしそうです。例えるならば「道場破り」のようなイメージです。

滅私奉公のハウスには改革と変革を司る天王星が運行しています。

いっぽう、地元や自宅、家族などを示すハウスには成長や拡大を司る木星がおり、これが天王星と調和的な配置をとります。

これらの天体の影響で、転職やダブルワークを始めることなども起きそう。地元の人や家族、親族の紹介で新しい仕事に結び付くかもしれません。

コミュニケーションのハウスには太陽と慎重さや誠実さを司る土星が運行しています。土星は「たくさん時間をかける」「経験を積み重ねる」ことも表します。他者と対話をしていく中で誠実さをより求められる場面になります。

他者に対する誠実さ、とはどんなものであるのか、今一度自分の価値観を見つめてみるのは良さそうです。

月はパートナーを表すハウスを運行。パートナーや身近な人に優しく接することで、自分自身も癒やされそうです。

〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉を着て画家・友沢こたおが新しい表現を模索する日々

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