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2月7日〜2月13日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21~6/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週は、静かで、受動的な雰囲気でありつつ、たくましさも含んでいます。

植物の根は見えなくとも大地にしっかりと伸びていき、新芽が硬い表皮の内側で準備を始めている姿に似ています。

10天体が順行し物事がスムーズに進むタイミング。堅実さや手応えをそれぞれの星座が感じる週になりそうです。

7日の朝に牡羊座から牡牛座に月が移ります。今週、それ以降はどの天体も「火のエレメント」を通過しない星回りとなってきます。

今週から3月終わり頃までの空模様は、日々の月の運行を除いて、「火のエレメント」が不在であることが特徴となっています。

占星術の概念として、12の星座(サイン)には4つの「エレメント」というグループがあります。

「火のエレメント」(牡羊座・獅子座・射手座)は情熱や意欲、自立性、分離する力やアグレッシブさという動的な性質を持っています。

「地のエレメント」(牡牛座・乙女座・山羊座)は現実性や堅実性、地上の出来事のルールや常識を重んじる性質があるとされ、物事を整えたり管理する力となります。

「水のエレメント」(蟹座・蠍座・魚座)は感情や情動、共感性や情緒を持って他者と繋がっていこうとする性質。

「風(大気)のエレメント」(双子座・天秤座・水瓶座)は知性や論理、思考や言語によってコミュニケーションを図る性質。

「火のエレメント」の不在期間は、メラメラと燃えるような熱意に煽られるような能動性よりも、じっくりと静かで受動的で、着実なイメージです。

天体の運行におけるイベントは、それぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

双子座の星模様

ケアも大切

知性や情報伝達を司り、双子座の守護星(支配星)でもある水星が順行を始めます。そこに、運の強さを司る冥王星が重なり、保留中のプロジェクトが進み出すといったことなどもありそうです。

頭の中もスッキリし、度の合う眼鏡をかけた感覚かもしれません。

「自分は全体の一部である」という感覚が腑に落ちて、大きな流れや展開に覚悟を持って挑めるような心理的変化があるかもしれません。

まずは相手の話をよく聞いて、ファシリテーター的なポジションをやってみるイメージをしてみましょう。

9日から12日は月が双子座エリアを通過していきます。

次週17日の満月に向けて、どんどんと月は膨らんでいきます。月が司るのは、魂を入れるための器(肉体)であり、柔らかな本音や感情です。

上弦の月から満月までは「増える」ことがテーマになります。目標に向かって意欲が高まったり、ものが増えたり、気持ちが膨らんでいくタームとなります。

双子座を運行する月は、高い理念や高度な学びを表すハウスで、太陽と、責任とプレッシャーを司る土星と調和的な配置となり、その後、キャリアの部屋にいる、成長や拡大を司る木星と摩擦的な配置となります。

学ぶことに没頭し、気がついたら頑張りすぎている、という状況になりやすい時期でもあります。

学ぶことと仕事の分量をうまくコントロールするために作戦を立ててみましょう。

俳優の晃平

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