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1月31日〜2月6日 天秤座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の天秤座(9/23~10/23生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週も「現実性」「今までのルール」を重んじる山羊座エリアと「改革」「社会を再構築する」水瓶座エリアに7つ天体の運行が集中しています。

2月1日には水瓶座エリアで新月もあります。新月は物事の切り替えや、新しいことをスタートするのにふさわしいタイミングです。

新月などの天球のイベントは、それがそれぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

頭で考えることは大事ですが、それ以上に時代の潮流を敏感に察知し、肉体性や現実に起きていることをしっかりとベースにして今の対処と未来をイメージしていく週です。

占星術では、情報を読みとる対象として、天体の他にも「ドラゴンヘッド(昇交点)」という要素があります。月の軌道である白道と太陽の軌道である黄道が交差する点であり、黄道に対して月が昇っていくポイントを「ドラゴンヘッド」と呼びます。

ドラゴンヘッドは社会の動向と個人の欲求の合致点として読んでいきます。社会と自分の願いが合致するので「大願成就ポイント」と言っていいのかもしれません。

また、ドラゴンヘッドの対向ポイントは「ドラゴンテイル(降交点)」と呼ばれます。

2022年1月、ドラゴンヘッドは双子座エリアから牡牛座エリアに移動をしました。そのため、社会的に求められるものの傾向が変化します。

双子座が司るのは情報や知性、コミュニケーションなど。牡牛座は肉体的、五感的な分野を司ります。

この移動によって、情報を重視し、データによって動く世の中から、より物質的で五感的に豊かなものを求める世の中へと進展しそうです。物欲や所有欲が強まったり、農業分野に注目が集まったり、肉体性を重視した豊かさの追求などがテーマになりそう。

この影響は2023年7月まで続きます。

天秤座の星模様

自分のためにも時間をつくる

先週に引き続き、プライベートな場面でパワーをたくさん使うような週。まずは家の中や自分の足元をしっかりと健全化を目指し整えることを優先しましょう。

1日は、恋愛や喜び、創造力を司るハウスで新月が起こります。新月は再スタートや仕切り直し、新しく始めることを応援してくれます。

あやふやな関係に見切りをつけたり、新たな恋を始めたり、新しく趣味を楽しんだりするのに良いタイミングです。

3日に、身体ケアを司るハウスに、成長・拡大を司る木星と、心と肉体そのものを司る月が重なります。つい食べ過ぎてしまうかもしれません。

また、仕事や雑務の増えやすさも示しますが、うっかり忘れてしまうことがありそうです。手帳やカレンダーなどに大切な用事などのメモをしっかり書き込んだり、リマインドを誰かに頼むなど手を打っておくと安心です。

休息も予定に組み込んで、バッファはしっかり取りましょう。

ドラゴンヘッドは深い人間関係を司る部屋に入り、相続や後継などのテーマで具体的な展開が出てくるかもしれません。

まだ何も起きていないとしても、前もって法律や手続きなどの情報の確認をしておくことで、いざというときに慌てないですむでしょう。

左から齋藤精一、服部滋樹。柴田文江、倉本 仁

未完成なものから可能性を見出す。大阪・関西万博から生まれる“共創”のデザイン

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