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1月31日〜2月6日 獅子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の獅子座(7/23~8/22生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週も「現実性」「今までのルール」を重んじる山羊座エリアと「改革」「社会を再構築する」水瓶座エリアに7つ天体の運行が集中しています。

2月1日には水瓶座エリアで新月もあります。新月は物事の切り替えや、新しいことをスタートするのにふさわしいタイミングです。

新月などの天球のイベントは、それがそれぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

頭で考えることは大事ですが、それ以上に時代の潮流を敏感に察知し、肉体性や現実に起きていることをしっかりとベースにして今の対処と未来をイメージしていく週です。

占星術では、情報を読みとる対象として、天体の他にも「ドラゴンヘッド(昇交点)」という要素があります。月の軌道である白道と太陽の軌道である黄道が交差する点であり、黄道に対して月が昇っていくポイントを「ドラゴンヘッド」と呼びます。

ドラゴンヘッドは社会の動向と個人の欲求の合致点として読んでいきます。社会と自分の願いが合致するので「大願成就ポイント」と言っていいのかもしれません。

また、ドラゴンヘッドの対向ポイントは「ドラゴンテイル(降交点)」と呼ばれます。

2022年1月、ドラゴンヘッドは双子座エリアから牡牛座エリアに移動をしました。そのため、社会的に求められるものの傾向が変化します。

双子座が司るのは情報や知性、コミュニケーションなど。牡牛座は肉体的、五感的な分野を司ります。

この移動によって、情報を重視し、データによって動く世の中から、より物質的で五感的に豊かなものを求める世の中へと進展しそうです。物欲や所有欲が強まったり、農業分野に注目が集まったり、肉体性を重視した豊かさの追求などがテーマになりそう。

この影響は2023年7月まで続きます。

獅子座の星模様

強欲さが生み出すもの

「強欲さ」は身を滅ぼすものだとされていますが、何を強く願うかによって、それは成功への大事な要素ともなり得ます。

また、自分自身の願いがどんなものであるのかを俯瞰的に理解している人は、どうやってその願いを叶えていくのかも考えることができます。

今週は「世の中の変革を強く願う」タイミングになります。

ドラゴンヘッドがもたらすパワーはプリミティブな欲求を社会的な場面に落とし込んで、社会を動かしていくような作用が期待できます。

そのパワーを受け、生きていく上で必要で健全な欲望を多くの人の目に留まるように高い場所に掲げるようなアクションができれば、手応えは大きくありそうです。

「個」という単位では成し得ないことも、「集団」になれば成すことができます。その「集団」を牽引するために理念を掲げるのです。

1日の新月はパートナーシップや契約のハウスで起きます。そのことから、雇用関係の見直しや、相手にどのように関わっていくことがベターなのかを確認すると良さそうです。

パートナーが欲しい人は、良い縁が繋がることをアファメーション(天への宣誓)するのをおすすめします。

出会いが訪れたら、その人と自分が一緒に行動する場面をできるだけ具体的にイメージして、しっくりくるかどうかを考えてみましょう。

エルベ・シャンデスと北野武

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