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1月31日〜2月6日 牡羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の牡羊座(3/21~4/19生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

今週も「現実性」「今までのルール」を重んじる山羊座エリアと「改革」「社会を再構築する」水瓶座エリアに7つ天体の運行が集中しています。

2月1日には水瓶座エリアで新月もあります。新月は物事の切り替えや、新しいことをスタートするのにふさわしいタイミングです。

新月などの天球のイベントは、それがそれぞれの星座から見てどんな意味を持つ場所(ハウスと呼びます)で起きるかによって、各星座での影響も変わります。

頭で考えることは大事ですが、それ以上に時代の潮流を敏感に察知し、肉体性や現実に起きていることをしっかりとベースにして今の対処と未来をイメージしていく週です。

占星術では、情報を読みとる対象として、天体の他にも「ドラゴンヘッド(昇交点)」という要素があります。月の軌道である白道と太陽の軌道である黄道が交差する点であり、黄道に対して月が昇っていくポイントを「ドラゴンヘッド」と呼びます。

ドラゴンヘッドは社会の動向と個人の欲求の合致点として読んでいきます。社会と自分の願いが合致するので「大願成就ポイント」と言っていいのかもしれません。

また、ドラゴンヘッドの対向ポイントは「ドラゴンテイル(降交点)」と呼ばれます。

2022年1月、ドラゴンヘッドは双子座エリアから牡牛座エリアに移動をしました。そのため、社会的に求められるものの傾向が変化します。

双子座が司るのは情報や知性、コミュニケーションなど。牡牛座は肉体的、五感的な分野を司ります。

この移動によって、情報を重視し、データによって動く世の中から、より物質的で五感的に豊かなものを求める世の中へと進展しそうです。物欲や所有欲が強まったり、農業分野に注目が集まったり、肉体性を重視した豊かさの追求などがテーマになりそう。

この影響は2023年7月まで続きます。

牡羊座の星模様

欲望は生命力

先週に引き続き、山羊座エリアと水瓶座エリアを多くの天体が運行し、キャリアアップや仕事の場面での野心が燃えやすい時期。気合を入れて仕事に励むタイミングです。

1日に水瓶座エリアで起きる新月は、人脈運についてアファメーション(天への宣誓)をするのに良い日となります。どんな人と繋がっていきたいのか、自分にとって「魅力的な人間とは」どんな人なのかの価値基準を明確にし、出会いたい人をイメージしてアファメーションをすると良いでしょう。

3日の明け方には感情や本音を司る月が成長・拡大を司る木星と重なり、今まで見えなかった自分の本心に気がつきそうです。

この木星は牡羊座にとって深層意識や眠りのハウスに配置されています。その影響によって、まどろみの中で直観的にアイデアが湧くかも。すぐにメモを残さないと消えてしまうので、枕元にメモ帳を置いておくのも良いでしょう。

移動したドラゴンヘッドの影響で、物欲も出てきそうです。少し背伸びをした上質の物を手に入れたいという欲望が、日々の張り合いにもなります。欲望を生命力に変換しましょう。

左から齋藤精一、服部滋樹。柴田文江、倉本 仁

未完成なものから可能性を見出す。大阪・関西万博から生まれる“共創”のデザイン

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