Feel

1月17日〜1月23日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21~6/21生まれ)の星模様は?

Text: Nao Nanashima / Edit: Motoko KUROKI / Illustration: Aurélie Garnier

今週の空模様

山羊座エリアを抜ける手前で太陽は冥王星と重なり、さらに18日に月と180度の位置につき、満月となります。月は山羊座の対向の蟹座にあり、この満月は「蟹座満月」です。

この満月は、2021年7月の蟹座新月からの流れを汲み、変わらざるを得ない状況の中で「本当の幸い」を見つけていくことで他者にも自己にも喜びをもたらすことがテーマでした。

昨年、つらい出来事に遭遇したり経験をしたからこそ、自分の本質や願いに気がつき、自分の物語のシナリオに必要なものと邪魔なものが判別できるようになったのかもしれません。

今まで所属していた場所や環境、価値観に対して違和感を強く覚えるようであれば、その場所から離れることも検討してよいでしょう。無理な役割からは離脱していいのです。

1月20日から2月19日まで太陽は水瓶座エリアを運行します。20日に太陽が水瓶座へ移行すると、社会を包む空気が変化していきます。

「今ここ」を見つめた山羊座の後で、それを基盤とし、「未来」を見つめる視点への移動であり、水瓶座は山羊座で構築したルールやシステムについて再考し、刷新と改革を進めていく力を司っています。

縦方向に構造をつくっていく山羊座に対して、横方向に構造をつくっていく水瓶座のエッセンスは、博愛や多様性を含み、現在と未来に向けた道筋の中では邪魔になる古いルールや価値観に対し、強く反発し変えていこうとする力になります。

「アナキズム」は水瓶座の特徴でもあります。常に現状を問い直す姿勢であり、社会や構造に容易にのみ込まれない力です。

そして、分け隔てなく繋がることや伝えたい言葉を明確にし、重要なテーマにフォーカスしていく能力も水瓶座の特徴と言えます。この時期は、これらの能力が水瓶座生まれの人だけでなく、他の太陽星座の人たちにも伝搬するようなイメージがあります。

14日に水瓶座のエリアで水星が逆行を開始しており、この逆行は2月初旬まで続きます。逆行には「過去の取りこぼしを拾っていく」作用もあり、23日には太陽と水星が同じポイントで重なります。ルールや制度の見直しをすることで、得られるものがありそうです。

2022年は全体が大きく変化する流れがあるのですが、その流れに翻弄されないためにも、この水瓶座エリアを太陽が運行し、水星が水瓶座・山羊座エリアを逆行と順行で行ったり来たりするタイミング(1月~2月)で、しっかり「未来へ進むための過去の振り返り」を行い、羅針盤の指し示す方向をしっかりと見据えるのが重要になっていきます。

双子座の星模様

荷物は一度降ろして良し

18日の満月は、プレッシャーに対する良いリセットになりそうです。

昨年の夏から感じていた違和感は、例えるならば、車の荷台に載せた荷物が重すぎたり、積むときのバランスが悪かったり、うまく紐を縛っていなかったりというような居心地の悪さに似ているかも。

何となく不安や恐れを感じながらも状況に流されて、そのまま見ないふりをしていたことに気がつくような満月。一度車を止め、荷物のチェックをして積み直しをすれば、安心して車を走らせることができるでしょう。

そのような振り返りと気づきによって、同じ課題がまた目の前にやってきたとしても、次はうまく背負えるでしょう。

太陽が水瓶座エリアを運行することは、双子座にとって味方が登場する場面となります。水瓶座と双子座は風のエレメントを持ち、阿吽の呼吸で通じ合う関係性になりやすいのです。

この水瓶座エリアを太陽が運行する時期は、双子座にとって、アカデミックな学びを深めていくのに最適な時期になります。

また、知性や言語感覚を司る水星が水瓶座エリアを逆行しているときは「過去の学びを振り返る・復習する・おさらいする」にも良いタイミング。

2月19日までは、集中して昨年の6月頃から学んできたことのまとめをすると吉。

生じた疑問に関しては、水瓶座の人や最先端を研究する人に助言を求めると良さそうです。シャープな切り口にすっきりするでしょう。

成長・拡大を司る天体である木星が、天の高い位置を運行する時期(1月~5月初旬)には、大きな成果を出せたり、栄誉を受けたりするかも。そのためには臆せずアウトプットをしていきましょう。

グローバルな服づくりに挑むジャミール・マレーが着る 〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉

グローバルな服づくりに挑むジャミール・マレーが着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉

着る / PR