Tangent
専業ブランドならではの遊び。
〈タンジェント〉は、ミリタリーパンツのみを作るストイックな日本の専業ブランド。渋い服作りに反して始動からまだ1年未満と、かなりの新鋭だ。1940年代のグルカパンツをベースにした本作は、英国軍ならではのボタン付きベルトループやサイドアジャスターを踏襲しつつ、腰回りのダーツで立体感も演出。春夏らしいペールトーンで気分も明るくなりそう。
各¥35,200(タンジェント/トゥモローランド TEL:0120-983-522)
Snow Peak × TONEDTROUT
釣り針がかかっても大丈夫!
利根川の源流、群馬県みなかみ町に拠点を構えるフィッシングウェアブランド〈トーンドトラウト〉と4度目のコラボレーション。特殊技術によって生地の針穴が数秒で自然に塞がる機能素材「リクローズドシステム」を採用したベストは、釣りにうってつけ。針が引っかかっても生地が傷みにくいので、より集中してプレーに臨むことができる。
¥29,700(スノーピーク × トーンドトラウト/スノーピーク TEL:0120-010-660)
LEMAIRE
人気シリーズの新作はポーチ。
まるでクロワッサンのような、丸みを帯びたフォルムが特徴的な〈ルメール〉の「Croissant」シリーズ。ブランドを象徴するモデルから新たに誕生したのは、手のひらサイズのミニポーチ。柔らかい羊革は触り心地も格別で、一縫いの幅が広いシェブロンステッチが引き立っている。機能面よりも、持つことで胸が高鳴るデザインだ。H10×W18×D3㎝。
各¥45,000(ルメール/スクワット/ルメール TEL:03-6384-0237)
HYKE
英国軍の乗馬コートを再解釈。
1990年代に製造された、イギリス軍のライディングコートを〈ハイク〉視点で解釈した本作。一枚袖や荷物が出し入れしやすい斜めのポケット、馬にまたがりやすいよう裾に向かって広がったAラインシルエットなど、本来機能のために考えられたデザインを、ファッションとして取り入れている。透湿性と通気性に優れた防水素材PERTEX®を使用しているため、小雨が降っても安心。
¥85,800(ハイク/ボウルズ TEL:03-3719-1239)
Children of the discordance
今回は“和”テイストで。
バンダナを巧みにリメイクすることでお馴染みの〈チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス〉だが、今季は反物を使ったアイテムが豊富。国の伝統工芸品に指定されている多摩織の着物地を使用したパンツも、その一つだ。長年蔵に眠っていたデッドストックの絹生地を贅沢に組み合わせパッチワークとしてアレンジしている。
¥50,600(チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス/スタジオ ファブワーク TEL:03-6438-9575)