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「かっこいい大人の身だしなみ」って?BRUTUS with LAMDASH PALM INトークショーの一部を限定公開

〈パナソニック〉の新シェーバー、《ラムダッシュ パームイン5枚刃》の発売を記念して行われた、BRUTUS主催のトークショーイベント「GOOD STYLE for Mr.BRUTUS かっこいい大人をつくる。」with LAMDASH PALM INのひと幕を公開。《ラムダッシュ パームイン5枚刃》をデザインした別所潮さんと、メンズ美容に精通する〈ユニテ〉代表の浅本充さんをゲストに迎え、『BRUTUS』編集長の田島朗と共に語る、メンズ美容談義。果たして、「かっこいい大人の身だしなみ」とは?

photo: Hikari Koki / text: Keiichiro Miyata

食べ方、振る舞い、懐の深さなど、“かっこいい大人”の定義はいろいろある

左から〈ユニテ〉代表の浅本充さん、〈パナソニック〉プロダクトデザイナーの別所潮さん、『BRUTUS』編集長の田島朗
左から〈ユニテ〉代表の浅本充さん、〈パナソニック〉プロダクトデザイナーの別所潮さん、『BRUTUS』編集長の田島朗。トークショーイベントは去る9月下旬、二子玉川の蔦屋家電の一角で行われた。

MC

身だしなみを語る前に、そもそも“かっこいい大人”ってどんな人のことだと思いますか?

浅本充(以下、浅本)

やっぱり、ずば抜けて自分の好きなものをしっかりと自分の柱として立てられている人のことだと思います。食で言えば、“食べ振る舞い”が綺麗な人もかっこいい大人をつくる要素のひとつだと思います。テーブルマナーがちゃんとしているとかではなくて、食事のシーンでの喋り方や振る舞い、所作が美しいか。また食事したいと思わせる人って、かっこいいなと思います。

別所潮(以下、別所)

若い頃は、自分が何者なのかを探っていくような時期だと思うんです。自分なりのスタイルや軸ができてくると、人としても、身のこなしも洗練されていくように感じます。そういう人って、かっこいい大人だなと思うんです。自分の中で「これだけは譲れない」という何かこだわりを見つけることが大事な気がします。

田島朗(以下、田島)

別所さんがおっしゃるように、自分のやりたいことが明確であるということもそうだと思うんですけど、それと同じぐらい、人の話や意見をちゃんと聞けるって、大人にならなきゃできないことですよね。当たり前の話ではあるんですけど、意外とこれが若い時にはなかなかできない。そういったことが、大人の余裕とか、懐の深さにも繋がってくるように感じます。

〈ユニテ〉代表の浅本充さん

外見を磨くことで、心も潤う。これが3人の共通点

MC

内面的なことだけではなく、外見も“かっこいい大人”になるために、どんなことに気を付けていますか?

浅本

美容室に行くのが好きで、月1回ヘアカットするついでに、ヘッドスパもやってもらうことを続けています。加えて、ヘアケア用品はオーガニックなもので揃えています。40代になって、スキンケアもちゃんとやらなきゃなと思うようになって、この年になってから日焼け止めを塗ることが習慣になりました。そうやってスキンケアを気にするようになってから、メンズ美容の効果を実感しています。

別所

私は1年ほど前から、髪を切りに行く場所を美容室から理容室にシフトしました。理容室ならではの顔剃りが気持ちよくて、かなりすっきりします。身だしなみを整えつつ、自分の心もリセットする。そんな時間を過ごしています。あとスキンケアでいうと、脂性肌なので、保湿は心がけています。複雑なルーティンを必要とするケアはなかなか続かないんで、オールインワンの美容品に頼ることが多いです。

田島

年を重ねていくと、どんどん見た目の粗が出てくるので(笑)、こうやってお話をしたりする時は、気になるシミをファンデーションで隠して馴染ませたり。そうすると、自信を持って人前に立てる。ただ、やりすぎず、ポイントだけをおさえて健康的な顔色にする程度を意識しています。選ぶコスメは、男性の肌色にも馴染みやすいメンズ向けに作られたプロダクト。「お化粧する」と捉えると、男性はまだまだ抵抗があると思うので、グルーミング的にメンテナンス感覚で。

〈パナソニック〉プロダクトデザイナーの別所潮さん

デザインを通じて、新しいライフスタイルを世の中に問いかける

MC

田島編集長は、この中で唯一髭を生やしていますが、意識されていることはありますか。

田島

人に不快感を与えては申し訳ないので、髭は生やしているけど、清潔感を損なわない塩梅を試行錯誤しています。それこそ、〈パナソニック〉の電気シェーバーに加えてトリマーを愛用しているのですが、顎髭ともみあげ部分でトリミングする長さを変えて、毎日整えています。

MC

今日は、ご来場いただいた皆さんにも試し剃りできるように〈パナソニック〉の新シェーバー、《ラムダッシュ パームイン5枚刃》の実機を用意しました。

別所

たくさんの方が同時に使用している姿を見るのは初めてなので嬉しい限りです。商品開発の裏話になるんですが、着手したのが、新型コロナが蔓延した2020年頃で。家で仕事をすることが当たり前になって、ビデオ会議で自分の顔を間近で見る機会が増えて、社会の価値観が大きく変わる中、家電の価値を一から見直しました。シェーバーにおいて、単純に髭剃り味だけを良くしていくことでいいのか。そこに疑問を持ち、〈パナソニック〉の強みである機能を凝縮し、思い切ったデザイン開発に着手しました。

浅本

電気シェーバーって大きいのが当たり前だったから、出張先に持っていくのが面倒くさくて愛用してこなかったんです。ただ、《ラムダッシュ パームイン5枚刃》は小さくて持ち運びやすいから別もの。髭が引っかかるような感覚は全くなく、滑らかに剃れて肌を痛めないのが使っているとよく分かって、電気シェーバーのイメージが変わりました。あと、僕が持っているスマホと同じUSB-C充電式で、充電器を一つにまとめられるのも嬉しかった点です。

『BRUTUS』編集長の田島朗

田島

『BRUTUS』の雑誌作りからの視点としては、やはり性能だけじゃなくて、デザインも非常に大事な要素なので、そういった意味では、《ラムダッシュ パームイン5枚刃》は惚れましたね。毎日使うから、しまうのが面倒じゃないですか。部屋に出しっぱなしでも嫌じゃないし。

浅本

この絶妙なグレージュの色って、どれくらい試作を重ねたんですか。

別所

この色は、石のような自然物の佇まいを目指しました。自然物のオブジェのような雰囲気で、書斎やリビングなど、家のどこに置いても馴染んでサッと手に取れる。「そんなライフスタイルってどうですか?」と世の中に問いかけるつもりで作りました。まるで本当の石のように模様が一つずつ違って個体差があるんですが、量産する際に全てイメージした色合いに安定するように約500個以上の試作を繰り返しました。

田島

そんなに!機能とデザインが見事なのは、別所さんの汗と涙の賜物ですね。皆さん、ぜひ手に取ってじっくり眺めて、試してみてほしいです。