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雨宮零の改運指南:運に作用する住まいや引っ越しのタイミング

「改運」とは、古来の中国の発想に倣ったもの。運は開くのではなく、良くも悪くも改まっていくという考えのもと、占い師・雨宮零さんが日常で使える改運法を伝授。前回の「お財布の買い替えには五行の色を活用」を読む。

Edit: Motoko KUROKI

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改運と開運


「改運」とは、自分が持つ運を改めること。ポジティブな変化もネガティブな変化も自らの行いによって起こり得る。例えば、髪や服に嫌な臭いがついたら運気を下げることになる。逆に、いい香りを身につけることで、運気は上昇する。この連載では「改運」のなかでも、運を良い方向に改めることを「開運」と呼ぶ。

今月の時勢

3月は「ツメの甘さ」に注意するとき。運気が次第に盛んになる時勢なのですが、最終的に壊れやすくなっています。つまり、調子に乗りすぎると最後の最後で台無しになってしまいやすいので、最後まで気を抜かずにキチンとやりきること。また、上司の立場にある人は部下に、部下の立場にある人は上司への気遣いを心がけることで運が開きます。今月は、新生活に向けた改運についてお話しします。

前回の「お財布の買い替えには五行の色を活用」を読む。

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冬至から立春までの期間=運が芽を出すのに必要な日数

4月からの新年度に向けて、転職や引っ越しなど、環境が変わる方も多いのではないでしょうか。今回は、どなたでも使える住まい選びの参考になる考え方を少しご紹介します。

引っ越しのタイミング、住まいや環境は運に大きな影響を及ぼしますが、もともとあった運と偶然に重なる場合も少なくありません。つまり、引っ越しをしてから運が悪くなった、あるいは、良くなったという話を聞きますが、それが本当に引っ越しによる影響であるのかは、しっかりと考えなくてはいけません。

引っ越しをしてもしなくても、本来もっている運の流れで悪くなるタイミングであったり、良くなるタイミングであったりすることも少なくないのです。

冬至から立春までは45日あります。冬至に植えられた種は、立春に芽が出ます。そのことから、この45日が経過した時期に、太極という気の軸のようなものがやっと根付くと考えられています。

逆にいうと、この太極を定めるには45日間が必要です。現実的には、新居で連続45日間、寝泊まりをしなくてはいけません。つまり引っ越しによる吉凶の影響が出る場合、引っ越しをして45日が経ってやっとその種が芽吹くのです。

これらは、いわゆる「引っ越しの方位」の話になりますが、専門的すぎるため、ここでは居住フロアについてご紹介します。

具体的な方法としては、運気を安定させたい人は低層階(1〜2階)を選ぶことで、地の安定の気を受けられます。逆に、変化のある生活をしたい人は高層階(6階以上)を選ぶのがオススメ。ただし、吉も凶もどちらも激しくなるので、心身ともにゆとりがあるときに選ぶのが良いでしょう。

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