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本を作れる書店。印刷所併設の京都〈堀川AC Lab〉

星の数ほどある本屋。最近は様々な付加価値がついた店も続々登場。その時の気分やいろんなシチュエーションに合わせて、行き分けることこそ、真の本屋通。ここ数年で現れた新しい本屋のトレンドとともにお届けしよう。

Photo: Keisuke Fukamizu / Text: Keisuke Kagiwada

印刷所併設の
堀川AC Lab(堀川/京都)

出版事業も手がける書店の増加とともに、注目を集めるのが本を作れる書店だ。京都の老舗書店〈大垣書店〉大垣守可さんと、間もなく創業60年になる印刷所〈修美社〉3代目の山下昌毅さんが「紙の世界が持つ魅力を伝えたい」という思いで意気投合。タッグを組んで立ち上げたのが〈堀川AC Lab〉だ。

雑誌や漫画を揃える街の書店として機能すると同時に店の奥は活版印刷を備えた印刷所スペースに。ユニークなのは「写真集を作って本屋で売るまでの、体験」など、参加者が自ら本を作り上げるワークショップが定期的に開催されていること。単なる印刷の窓口ではない新たなスタイルがここにある。

2020年開業予定の情報発信や交流の拠点〈堀川アート&クラフトセンター(仮称)〉のプレ事業。ワークショップなどの情報はFacebookで。

京都 上京〈堀川AC〉店の外観
雑誌などのほか、インドの出版社タラブックスなど本作りの参考になるような本も揃える。