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主演ティモシー・シャラメ、監督マーティン・スコセッシ。〈シャネル〉のキャンペーンフィルムが到着!

〈シャネル〉のフレグランス「ブルー ドゥ シャネル」の、新たなキャンペーンフィルムが公開される。演じるのはブランドのフレグランスアンバサダーを務める人気俳優ティモシー・シャラメ。監督はなんと巨匠マーティン・スコセッシだ。メイキングの写真を含め、5月24日から初披露される本編をいちはやく特別公開!

text: Masae Wako

メッセージは「FIND YOURSELF」!

〈シャネル〉から、メゾンを象徴するフレグランス「ブルー ドゥ シャネル」の最新キャンペーンフィルムがリリースされた。まるで短編映画のようなこの作品、主演は2023年5月から「ブルー ドゥ シャネル」のアンバサダーを務めているティモシー・シャラメである。

2017年の映画『君の名前で僕を呼んで』でオスカーにノミネートされ、2023年には『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』、今年に入ってからも『デューン 砂の惑星 PART2』、そしてボブ・ディランの伝記映画『A Complete Unknown』と、出演作が次々話題に。

そんな実力派俳優が演じるのは、華やかな世界で生きる人気映画スター役。“彼”は自分の芸術表現が本物であることを強く願いながらも、名声のもとで台本通りの人生を歩んでしまうことに、深い葛藤を抱えている。

2023年5月、「ブルー ドゥ シャネル」のアンバサダーに起用されたティモシー・シャラメ。写真家マリオ・ソレンティが撮影した広告ビジュアルが話題を集めたが、今回のスコセッシ監督とのタッグもまた世界中を驚かせた。

監督はNY出身のマーティン・スコセッシ。2010年に「ブルー ドゥ シャネル」が誕生した際もキャンペーンCMを手がけ、業界に大きな驚きをもたらした。今回、そんな巨匠がNYを舞台に描いたのは、モノクロームのシーンとミステリアスなブルーに染まったシーンが入り交じる90秒の物語。監督は語る。

「世界は変わった。有名人は常に“もう一つの側面”をもっているが、この傾向は10年前、15年前よりもさらに顕著になっているね」

有名人の仮面をつけたキャラクターと、その内側にあるダークなキャラクター。二面性をもつ主人公は、過剰な露出と情報にのみ込まれて自分を見失いがちな日々の中、直観によって自身のアイデンティティを取り戻していく。自身の真実と向き合うラストシーンで、この映画が伝えているのは、「FIND YOUR BLUE, FIND YOURSELF」というメッセージだ。

多面性をもつ香り「ブルー ドゥ シャネル」とは?

「ブルー ドゥ シャネル」は、光と影、夕暮れと夜明け、フレッシュな明るさと官能的な親密さなど、さまざまな二面性を表現したフレグランスだ。2010年にシャネルの調香師ジャック・ポルジュの手によって誕生して以来、幅広い層から支持を集めている。

2015年にその後を継いだ息子オリヴィエ・ポルジュによれば、「自己のアイデンティティと世界とを深く結びつけている男性に向けた香り。タフで自分を取り繕うことなく、弱さをさらけ出すことさえも恐れないキャラクターを表現している」のだとか。

2010年、シャネルの伝説的な調香師ジャック・ポルジュによって生み出され、メンズフレグランスの常識を打ち破った「ブルー ドゥ シャネル」。1921年に世界を熱狂させた「シャネル N°5」を彷彿させる存在でもある。

そのチャーミングな香りについてシャラメは言う。「ブルー ドゥ シャネルは、控えめで繊細でありながらも主張を感じるフレグランス。映画と同じように、香りとその背後にあるストーリーを、身につける人が自由に解釈できるところも気に入っています。僕にとって香りは、瞬間を演出するためのもの。玄関を出る前に『ブルー ドゥ シャネル』をつける儀式そのものが、自分自身を表現し、主張することとつながるんです」

現在のフレグランス・クリエイションの指揮を執るのは、ジャック・ポルジュの息子オリヴィエ・ポルジェ。「この香りには二面性があり、際立ったフレッシュさと力強く官能的な親密さが共存しています」

そんなシャラメのアイデンティティを支えるのが、映画と読書と、そして哲学。大学時代からショーペンハウアーの本を好み、ランボーの詩やボブ・ディランの歌詞からも多大な影響を受けてきた。

「哲学は今自分が置かれている状況を理解するための手段であり、その日一日、どこに向かっているのかを理解するのに役立つもの。そこには、人生の真理を理解するための一節があると思います。若い頃はメディアに提示された情報を優れたものだとみなしていましたが、年齢を重ねるにつれ、もっと個人的な、真の意味での情報源を見つけたいと思うようになりましたね」

シンプルで存在感のある個性的なボトルは、「黒というには青く、青というには黒い」と評されるミステリアスな色合いで、瞬く間に世界中に知れ渡った。

なりたい自分になるために

かつてガブリエル・シャネルは宣言した。「私は物語の主人公ではありません。しかし、なりたい自分になると決めた。それが今の私」。この揺るぎない理念が、「ブルー ドゥ シャネル」にはしっかりと受け継がれている。それを私たちに伝えてくれるのが、今回スコセッシ監督が紡いだ物語や、フィルムの中のシャラメの表情だ。

シャラメが演じる映画スターの、華やかな境遇にうんざりした表情。あるいは、仲間に笑顔を振りまきながらも、ふとした瞬間に見せる素の感情。空を仰ぎ、言葉にできない何かに気付いたときの眼差し。シャラメの自然でリアルな演技は、誰もが感じたことのある心の痛みや小さな希望を思い起こさせる。

フィルムの最後に映画スターは言う。「いや 違う 自分を見つけるんだ/そうして初めて 本当の自分を解放できる」。「ブルー ドゥ シャネル」は、なりたい自分になるための香りなのだ。

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