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インテリアスタイリスト・大谷優依の人生最高のお買いもの「〈クリスチャンヌ・ペロション〉のマグカップ」

人が欲しいと思うものには、その人の価値観や人生観が表れます。何を思い切って手に入れ、何を大切にしてきたか。“お買いもの”とは究極の消費行動であると同時に、自分の人生を彩るために何が必要なのかを教えてくれるものです。インテリアスタイリスト・大谷優依さんのベストバイ・ストーリーは?

photo: Satoshi Nagare / text: BRUTUS

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「白」好きが思い描いた、ベスト「白」

職業柄、ものを購入する機会が多いので、どんどん手放さないと耐え切れない。だからあまりものに執着がないんですけど、ペロションのカップは5、6年前に迎えてから毎日のように使っています。後にも先にも、こんなに完璧な自分好みのオフホワイトに出会ったことがないからかもしれません。洋服もほぼ白なほど、白が好きなのですが、ペロションの白は、自分の中のベスト。

ちょっとグレーがかっていて、石っぽい色味に、疲れを癒やしてくれる優しさを感じます。ミルクティーをよく飲むので、たっぷりめで大きいところも良いんです。お皿が割れたり、何かが壊れてもそこまでショックを受けないんですけど、これがなくなったらショックですね。

〈クリスチャンヌ・ペロション〉のマグカップ
世界的に人気の高いイタリア・トスカーナ在住の陶芸家作。大自然の中で作り出される優しい色合いは日本でも人気。セレクトショップ〈ドワネル〉で購入。

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