毎朝20分×13年間の水草いじりで身体拡張
13年前、娘が金魚をすくってきたんです。自宅で飼い始めたのですが、1週間もすると水が濁ってきて。手入れについて調べていた時「水草水槽」の世界を知りました。水草を育てて生態系が生まれると、水は輝きだします。
美しい水槽の数々を目にし、そこからは沼。毎朝20分、水槽と向き合ってから一日が始まります。コンテストにも出場し、日本人1位、世界4位までいきました。のめり込んでいるでしょう(笑)。道具は〈ADA〉のもので、職人さんの手作り。水草の手入れには数ミリ単位の動きが求められるので、道具はものすごく大事です。
長年同じものを使い続け、体が馴染みました。今や道具の先までが自分の指。大切な体の一部です。