1日24時間を共にする、タフで品のある一本
7、8年ほど前、当時東京・目黒にあった〈BEARD〉に〈ARTS&SCIENCE〉のソニア・パークさんが来てくれたんです。その時に教えてもらったのがこの一本。シンプルで流行り廃りのないデザインだし、薄くて軽い。これは僕にぴったりだと思いました。
というのも、僕は肌身離さず時計を着けるんです。仕込みに調理、皿洗いの時はもちろん、着けたまま寝ることも珍しくありません。いわば消耗品なのであまり高価なものは避けたいし、とはいえいやらしくない見た目がいい。そんなわがままな願いを叶えてくれる一品です。
今まで使っていたものはもってせいぜい半年でしたが、これは想像以上に丈夫。耐久性も十分で頼れる相棒のような存在ですね。