ラッパー、ラジオパーソナリティ・宇多丸
〈CFCL×ASICS〉のGEL-LYTE III CM 1.95
「現代生活のための衣服」を手がける日本のブランド〈CFCL〉と〈ASICS〉のコラボアイテム。「いとうせいこうさんに紹介されて知りました。製造過程における環境負荷が現状最も少ないとされるスニーカーで、コンセプトに賛同する部分が大きいのはもちろんですが、デザインや配色も絶妙で、スプリットタンだから脱ぎ履きもしやすく、なにより異常に軽い!結局、白、黒、ピンクと全色揃えてしまい、ほぼ毎日履いてます」。
〈ザ・コンランショップ〉CEO・中原慎一郎
〈BRAUN〉のLE02 スピーカー
デザイン家電の老舗〈BRAUN〉のスピーカーは数年前に発売されたが、日本対応の商品が出て、2023年11月からザ・コンランショップで先行販売を開始。「僕がPlaymountainを始めた直後に、BRAUNコレクターとの縁で古いオーディオを展示販売したところ、すごい反響でした。その頃から思い入れがあります」。Bluetoothでスマホとつなげられて、インテリアにも馴染みがいいとのこと。「周囲に推しまくってます」。
〈Roundabout〉〈OUTBOUND〉店主・小林和人
弥生時代の石包丁
9年ぶりに福岡を訪れ、交流のある古道具店〈antiques+ふくや〉の店主・江口哲史さんに会いに行った際、これが目に留まって購入。「特に石器を収集しているわけではなく、お店の訪問を含めた、福岡での良い時間に戻れる依(よ)り代になってくれると思い、これを求めることにしました」。2つの穴に象徴される人間の意識と、自然という無意識の織り成しに魅力を覚えるそう。「紐を通して装身具として楽しむのもいいかなと思っています」
演劇作家・藤田貴大
〈ヘリノックス〉のタクティカル コットテント(フライ+メッシュインナー)
コロナで舞台が中止になり、人と会う機会が減った頃、家の中にテントを張ってみたら楽しかったという藤田さん。「ポールをバラすと驚くほどコンパクトになります。コットテントだけでなく、ヘリノックス製品を舞台装置として使えば、海外公演も身軽に行ける」。自分用に買ったが、2月の新作舞台では「ヘリノックスの展示会か?」というくらい活躍の予定。
デザイン活動家・ナガオカケンメイ
ニーチェアエックス80
1970年に新居猛がデザイン。D&DEPARTMENTでも扱っており、店の椅子を時々家に持ち帰って使っていた。「家でもこの椅子に待っていてほしいと思って買いました。当時、在庫がこの色しかなかったので家に合うか不安だったのですが、いざ置くといいじゃん!と。どの色でもどこでも馴染むものなんだなと。厚織生地は多少の伸び縮みがあり、体を包み込むよう。折り畳める機能性と座り心地を両立しているところがいい」。