現代社会を生きる上で無視することのできない環境への意識。形だけの配慮は“グリーンウォッシュ”だとして看破される時代。そんな中、〈BAUM(バウム)〉はサステナブルな森林資源の循環を生み出す取り組みを真摯に行ってきた。
例えば、商品パッケージにオーク(ナラ)材を使いながら、木材の故郷のひとつである岩手県に「BAUMオークの森」を設け、毎年600本の植樹を行い、育成を行っている。また、10月8日の「木の日」(※1)に合わせ、多様な森の美しさや樹木の素晴らしさを伝える取り組み、「TREEDAY」を行っている。
そしてブランド誕生から4年が経過した2024年春、主要な商品のリニューアルに伴い、樹木由来成分「ひのき水」(※2)の配合を実現。四国地方で育った質の高いひのきの原木の恵みを受け取りながら、同じ四国地方に設けた「BAUMひのきの森」への植樹も開始。
「ひのき」の循環を開始した記念として、今年の「TREEDAY」で発表したのが、今回の限定パッケージだ。木製パーツに使用される「ひのき材」に、アウトドアブランドの〈スノーピーク〉が開発した家具シリーズ「TUGUCA」の制作過程で出た余剰材を用いるため、〈カリモク家具〉とのコラボレーションによりアップサイクル。3社間での循環も叶える限定パッケージとなった。