ヘッドホンプロデューサー・松尾伴大の“ココ”でクルマを選びました。ルノー「トゥインゴ」

恋愛もそう。「身長が」とか「年収が」といったスペックよりも、「笑顔がいい」とか「気が合う」といった感覚重視の方が、間違いなかったり、長続きしたりするもの。クルマも同じかもしれません。「燃費」も「維持費」も「下取り価格」も正直気になるものの、思い切って直感で選べば、苦楽を共にして末永く付き合っていけるはず。とにかく「ココが好き」で選んだ松尾伴大さんに、クルマとのなれそめ、のろけ話を聞きました。

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photo: Natsu Tanimoto / text: Takeshi Sato / edit: Junya Hirokawa

決め手はキュートで安定感あるリアビュー

「販売店で実車を見て、ネットの画像やカタログではわからなかったリアフェンダーのボリューム感にやられました」と松尾伴大さん。購入を決め、その場で契約して帰路に就いた。

地元・長崎で初代「ミニ」に乗っていた祖父の影響からか、古くて小さいクルマを愛する松尾さん。2シーターのアルファ ロメオ「スパイダー」に乗っていた6年前、長男が生まれ、3人以上乗れる新車への買い替えを決意。

ルノー「トゥインゴ」

4ドアのコンパクトカーを探していたところ、「それまで、存在すら知らなかった」というトゥインゴのデザインにピンときた。

フランス車ならではのキュートさに、1980年代のルノー「5ターボ」のような雰囲気も漂う。フロントではなく、リアエンジンという個性派メカニズムもエンジニア魂に響いた。

松尾伴大、ルノー「トゥインゴ」
後ろ姿にやられて ディーラーで即決。