ANALOGUE
水槽の近くに生き物の行動や生態について描いたポップがあると、観察を促される。その多くは、イラストを得意とする飼育員が自ら描いているというから驚く。知識と観察に裏打ちされた図解やキャッチで、飼育員の動物に対する思いが伝わってくる。
DIGITAL
一方、生き物にスマホをかざすだけで、その動物の解説キャプションが読めるアプリサービスがある。「LINNÉ LENS − かざすAI図鑑」だ。このアプリでは、通信環境のない場所でも、即座に複数の生き物の名前と解説が見られる。多種の魚が入る水槽などでも使えて便利。
現在全国12の水族館・動物園に導入される。館内無料、無制限でオリジナル解説を見られる施設も。水族館に通い得られる学びも多様化している。