100人の男性に聞いた、
アンケート結果がこちら
Q1:パートナーと化粧品やフレグランス、
美容家電類をシェアしたことはある?
Q2:
具体的にどんなアイテムを
シェアしてる?
Q3:
実際にシェアしている
商品は?
Q4:
一緒に使うようになった
きっかけは?
Q5:
一緒に使う魅力は
どこにある?
Q6:
シェアしてみたい
憧れの商品は?
シェアすることは、
美容の入口に立つこと
美容アイテムを一緒に使う機運が高まり、メーカーからは“シェア”を想定した商品が続々登場している。でも、実際はどうなのだろう。長年、美容の世界を見守る大出剛士さんは、上のアンケート結果をこう分析する。
「まずバスルームのような限られたスペースを2人以上で使う場合、“シェアせざるを得ないもの”ってありますよね。Q2で洗顔やシャンプーのようなアイテムが筆頭に挙がるのは納得感があります」
確かに“シェア”は今に始まったことではないかもしれない。人気商品に目をやれば、馴染みのブランドが多いことに気がつく。
「Q3を見る限り〈無印良品〉はシェアコスメの間口を広げているでしょうね。品質の割にリーズナブルで、ジェンダーレス。どこで何を買えばいいかわからない男性たちの駆け込み寺となっているのも頷けます。ほか、《ハトムギ化粧水》も散見されましたね。敏感肌向けで肌荒れや花粉症の時期にも効果を発揮するので重宝します」
そしてQ4やQ6で目立ったのが“香りのシェア”。かつての、ウッディ系やムスク系=メンズ用、フローラル系=レディース用のような区分はもはやない。
「男女共にナチュラルな植物系の香りが人気。在宅時間が増えて好みの傾向が“異性にアピールする香り”から“自分にとって心地よい香り”にシフトしましたね」
共通の好みを探したり、一緒に楽しむのがシェアの醍醐味だ。
「毎日のように化粧をする女性の方が感度が高いのは当たり前。だからこそアイテムも知識もシェアすることで、一緒に美意識を高め合えます。奥深い世界、男性もこだわりだすとハマるはずですよ」