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ニュージーランド航空で行く、わたしだけの南島ドライブ旅

南北ふたつの島から成るニュージーランド。北島が都市とマオリ文化で彩られる一方、南島には手つかずの大自然が広がる。今回おすすめするのは、クルマで巡る南島の旅。荒々しい山脈、広大な平原、神秘的な大海原。目にする景色は人生の価値観が変わるキッカケとなるはずだ。

text: BRUTUS

なぜ今、ニュージーランド南島なのか

わたしたちの日常は、誰かとの約束や予定であふれている。仕事のちょっとした時間を見つけて休暇を取り、旅先でさえもタイトなスケジュールに追われる。そんな窮屈な日々から離れて、束縛のない時間を過ごしたい。その願いを叶えてくれる場所が、ニュージーランドの南島だ。

ここには、せわしない日常を忘れられる要素が揃っている。壮大な山々、神秘的な氷河、青く輝く湖、果てしない平原。クルマを走らせれば、景色は刻一刻と変わる。道路は右ハンドル・左側通行だから、日本人ドライバーが運転しやすい環境が整っている。さらに、治安の良さは世界トップクラス。主要言語は英語だから会話もしやすい。

筆者が南島を訪れたとき、地元のカフェで休憩をしていると隣席の“キウイ”(ニュージーランド人は自身をそう呼ぶ)が気さくに話しかけてきた。独特の早口な英語に最初は戸惑ったが、それに気がつくとにっこりと笑って「No worries!(気にしないで)」とゆっくりと話し直してくれたことを思い出す。そんな何気ない交流の一つひとつが、旅をより特別なものにしてくれた。だからこそ、南島はひとり旅の目的地としておすすめなのだ。

今回は、南島の魅力を最大限に味わい尽くすためのドライブルートを、編集部が厳選した。ただし、これはあくまでも一例だ。ひとり旅の醍醐味は、寄り道、滞在、スキップなど、すべてを自分の興味のままに決められること。そして、スケジュールに縛られず、行き先もペースも、その日の気分次第で自由自在に変えられることだ。時間に追われることなく、風景に心を奪われるたびにクルマを止める。そんな贅沢な旅が、ここでは可能になる。

ターコイズブルーの湖と雪を頂く山々
クルマの窓から見えるのは、ターコイズブルーの湖と雪を頂く山々。南島の道は、こんな絶景スポットの宝庫だ。

Day 1-2
テカポ湖の星空からアルプスの山小屋へ

成田国際空港からニュージーランド航空でクライストチャーチ国際空港へ。寒さの厳しい日本を後にすれば、そこは夏。南半球のニュージーランドは、これから心地よい初秋へと向かう。

レンタカーを借りたら、まずは牧草地帯を抜けてテカポ湖へ向かおう。約3時間の道のりだが、長い日照時間を活かして途中の見どころで自由に休憩を取りつつ、氷河が溶けてできたエメラルドブルーの湖を目指そう。

夜は「Dark Sky Project」の星空ツアーへ。世界でもっとも星空が美しい場所のひとつとして知られるテカポ湖。日本人ガイドの解説つきで、南半球ならではの星座の世界を堪能できる。ツアー終了後は、クルマのボンネットに寄りかかって、ゆっくりと星空を眺めながら余韻に浸るのもいい。

翌日は、ニュージーランド国内最高峰のアオラキ/マウント・クック国立公園方面へ。テカポ湖からはクルマで約1時間半の道のり。向かう道中の展望ポイント「Peterʼs Lookout」では、ターコイズブルーのプカキ湖と山々がつくり出す絶景が待っている。写真愛好家に人気の撮影スポットで、天気がよければ、透明度の高い夏空に映えるマウントクックの雄姿も見ることができる。

到着後は、高山植物が咲き誇るフッカーバレートラックでのハイキングを提案したい。往復3時間程度の登山で身体を動かしたら、夜には、山岳リゾート「The Hermitage Hotel」に併設する「Alpine Restaurant」で、サザンアルプスの絶景を眺めながらゆったりとディナーを楽しもう。

Day 3-4
ドライブはひと休みして、ワイナリーでテイスティングを堪能

「ビクトリア女王が暮すのにふさわしいほど美しい街」が名前の由来と言われるクイーンズタウンでは、2泊することをおすすめしたい。クルマを置いてワイナリーツアーに参加すれば、緑深いブドウの葉が生い茂る畑を背景に、ワイナリーでのテイスティングを楽しむことができる。

夜は地元で人気の「Rātā」で創作料理を楽しむのはどうだろう。メニューは日替わりで、オーガニック食材や持続可能な農法への取り組みを精力的に行うこだわりの皿が並ぶ。またワインリストには、世界各地のワインはもちろん、オタゴ地方をはじめ、ニュージーランド全土の様々なワインを揃えている。

国内最南端に位置するセントラル・オタゴのワイナリー
ワインの産地として国内最南端に位置するセントラル・オタゴのワイナリー「amisfield」。夕暮れ時にグラスハウスで味わうワインテイスティングで、南島の優美な一日が終わりを告げる。

Day 5-6
自然とたわむれる、南島西海岸を行く

クイーンズタウンを拠点に、まずはミルフォードサウンドへ。約4時間のドライブで向かう道中、「Mirror Lakes」で足を止めよう。朝露の残る湖面は、その名のとおり完璧な鏡のように周囲の山々を映し出す。展望ポイントの「Pop's View Lookout」からは、深いグリーンの森に覆われた渓谷とミルフォードサウンドへと続く山々のパノラマを一望できる。

翌日はクイーンズタウンから西海岸沿いに北上し、フランツ・ジョセフへ。到着したら早速、氷河ハイクの準備を。夏季は氷河のコントラストがもっとも美しい季節だ。

Day7
山々に別れを告げて帰路につく

南島の雄大な自然の中で過ごすひとりの時間。それは、新しい自分との出会いであり、かけがえのない物語の始まりとなるはずだ。誰にも邪魔されず、誰のペースにも合わせる必要がない。その自由さの中で、思いがけない発見や感動が待っている。

ときには長距離ドライブに疲れることもあるだろう。でも、途中には魅力的な休憩ポイントが点在し、無理のない旅程が組める。思い立ったらクルマを止め、誰に気兼ねすることなくその場所での時間を楽しめる。そんな自由な旅のプランを、南島は優しく受け入れてくれる。その先に待っている絶景は、きっとその疲れを癒やしてくれる。南島は、そんな贅沢な孤独を優しく包み込んでくれる場所なのだ。

ニュージーランド航空の機体
機体の色は白と黒のツートンと、オールブラックスと同じ漆黒の2種類を持つニュージーランド航空。約10時間半のフライトを経て、私たちを待っているのは、束縛のない自由な時間だ。

魅力的なニュージーランド旅を『anan』『Hanako』でも公開中。

anan 記事画像
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ニュージーランド航空/ニュージーランド政府観光局