〈fennica〉✕〈松本民芸家具〉、11年ぶりの企画展を開催!
生活の中にある暮らしの美を提唱した民藝運動の創始者・柳宗悦。その思想に深く影響を受けた〈松本民芸家具〉の創業者・池田三四郎が、前身の会社を創業したのは昭和19年のこと。それ以来〈松本民芸家具〉は、現在に至るまでものづくりの魅力を伝え続けている。
長年にわたり〈松本民芸家具〉と親交を深めてきた〈fennica〉(フェニカ)では、2010年以来11年ぶりの企画展を開催。木部をワントーン明るいカラーで別注したスツールや、ウィンザーチェアなど、BEAMS展開外アイテムを含めて一堂に展示・販売する。
今回は、素材調達の難しさを乗り越え、生産体制を再確立した「ラッシシリーズ」にフォーカス。座面のラッシシートは独自の技術で「太藺草」を撚って丈夫に編み込んでいる。使い込むことによって艶のある飴色に変化していくのが魅力だ。ミズメザクラを主要材に、漆・ラッカー塗装仕上げ、和洋折衷のデザインが特徴の〈松本民芸家具〉。今回はそれらの家具と合うアフリカンアートも紹介。古今東西を自在に混ぜたミクスチャースタイルを提案してきた〈fennica〉ならではの世界観を堪能できる。