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松田紀子の自分史上最多ごはん:〈パッポン食堂〉の「鶏肉バジル炒めごはん」

自分史上最多ごはん。それは文字通り、これまでの人生で、最もたくさん食した料理のこと。食通が繰り返し食べずにはいられない偏愛メニューとは?前回の「小林真樹の自分史上最多ごはん:〈スリマンガラムA/C 祖師ヶ谷大蔵店〉の「ノンベジミールス」」も読む。

text: Haruka Koishihara

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松田紀子の自分史上最多ごはん

お腹にもお財布にも、一人客にも優しいタイ料理屋さん

出会いは、7年くらい前。散歩をしているときに目に留まり、入ってみたのが最初です。タイ料理が好きなので、在宅ワークが始まってからはお散歩がてらランチに通っています。また、ちょっと飲みたい夜に立ち寄ることも。「鶏肉バジル炒めごはん」は、シンプルでいてきちんとおいしいのでリピート。

目玉焼きの白身がカリッとしているのが好みだし、量もちょうどいいんです。一人でも気兼ねせず過ごせるカウンターの一角に学級文庫的なコーナーがあるんですが、私が編集長として関わった作品が置かれていたので、勝手に親近感も抱いています。

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