魚座の羅針盤
忙しい中で舵を取る
魚座にとってキャリアを意味する部屋となるサイン（星座）、射手座に、忙しさを象徴する火星が入っています。そこに課題を与える土星が90度でぶつかり合っているので、タスクが積まれ、かなり忙しくなりそうです。
ただ、思考を司る水星や喜びの天体・金星も射手座に集っているので、仕事で評価されることが増えます。忙しいながらも次のステップが見えてきて明るく過ごせるでしょう。水星と土星も、120度の好角度でコンタクト。さらに、改革をもたらす天王星が水星の真向かいに控えています。
この配置の影響で、キャリアプランの軌道修正をすることになるかもしれません。たどり着く場所は変わらないのですが、選ぶ道筋が変わりそうです。ある業界に転職するつもりで準備していたところ、今いる会社で配置換えがあり、そちらで経験を積んだ方がのちにつながりそうだと思えてくる……そんなことが起こりそうです。神様の思し召しと捉えて、変化を楽しんでいきましょう。
金星が射手座できらきらと輝く影響で、仕事面で注目される場面が出てきます。その分、ミスをすると目立つので気をつけましょう。今週は自己主張を強くするというよりは、ある程度流れに身を任せるのが得策です。ただ、船を漕ぐのは他の人だとしても、方向性を決めるために舵を取るのは自分です。
全体の空模様
7月以降、夢や無意識を司る海王星が逆行を続けていました。それが、混沌を抱くサイン（星座）である魚座で終わりを迎えます。順行に戻った海王星は、12星座のはじまりのサイン、牡羊座に向かいます。今週は、来年1月後半から2月にかけての海王星牡羊座タームの準備期間となります。
海王星が逆行している間は、ものごとが曖昧なまま進みやすく、夢想がとめどなく広がっていきました。今週からは、夢を現実にするために曖昧さを手放さなければいけません。より良い未来のために、具体的にどんなことができるのか。理論や思想だけでなく、政策や制度の整備などに議論が落とし込まれていきそうです。
それと同時に、価値観が一新されます。魚座での海王星逆行の終了は、物事の終焉を示唆するからです。時代が動くときでもあり、進化に伴う痛みもあるでしょう。ただ、それもすべて「みんなの夢」を運ぶ海王星が発するテーマに応えるもの。思いがけないニュースが舞い込み、「どうしたらみんなが幸せになれるのか」ということが本気で語られます。澱んだ池の奥底に眠っていた花が水面に浮かぶように真実が一気に見えてきて、本当に大切なものに気づくでしょう。
週半ばには、思考やコミュニケーションの天体・水星が海王星に120度でつながります。すると、肩の力が抜けて悩みが整理されていくでしょう。その後水星は射手座に移動。軽快にどこまでも駆けていく射手座のパワーによって、視野が広がり、未来のビジョンがはっきりしてきます。
東京で叶えたいこと、東京だから叶えられること。Vol.1 “これからの農業”のスタート地点をつくる
