双子座の羅針盤
他者から刺激をもらう
今週は双子座から見て対人関係を表す部屋となる射手座に天体が集まります。新しい出会いに恵まれ、多様な才能を持つ人たちとの交流が広がるでしょう。夢を追いかけている人から刺激を受けられそうです。
それと同時に、これまで人のために続けてきたことが嬉しい出来事を運んできます。12日に居場所を表す部屋である乙女座で下弦の月が起こるためです。小まめに同僚をフォローしていたら、相手からとても有用な情報やアドバイスをもらうかもしれません。
キャリアの部屋を表す魚座では、夢を司る海王星が逆行を終えます。以前実現できずに終わったプロジェクトがあれば、このタイミングで再度挑戦しようと意欲が湧くでしょう。仕事で多くの人を対象にする新企画を進めたり、趣味の作品をSNSで発信したりと、社会との関わりによって理想を叶えていけます。
一方、海王星は火星と90度でぶつかっています。闘争の天体である火星も、対人関係を示す射手座にいるため、周りの人への対抗心が燃え盛ってきそうです。目の前の相手のレベルの高さに圧倒され、自分と比べてしまうこともあるかもしれません。落ち着いて、長い目で自分の可能性を信じてみましょう。昨年1年間幸運の天体・木星が自エリア（双子座）にいたため、双子座の人は努力を積み重ねられてきたはず。その経験が助けてくれます。
全体の空模様
7月以降、夢や無意識を司る海王星が逆行を続けていました。それが、混沌を抱くサイン（星座）である魚座で終わりを迎えます。順行に戻った海王星は、12星座のはじまりのサイン、牡羊座に向かいます。今週は、来年1月後半から2月にかけての海王星牡羊座タームの準備期間となります。
海王星が逆行している間は、ものごとが曖昧なまま進みやすく、夢想がとめどなく広がっていきました。今週からは、夢を現実にするために曖昧さを手放さなければいけません。より良い未来のために、具体的にどんなことができるのか。理論や思想だけでなく、政策や制度の整備などに議論が落とし込まれていきそうです。
それと同時に、価値観が一新されます。魚座での海王星逆行の終了は、物事の終焉を示唆するからです。時代が動くときでもあり、進化に伴う痛みもあるでしょう。ただ、それもすべて「みんなの夢」を運ぶ海王星が発するテーマに応えるもの。思いがけないニュースが舞い込み、「どうしたらみんなが幸せになれるのか」ということが本気で語られます。澱んだ池の奥底に眠っていた花が水面に浮かぶように真実が一気に見えてきて、本当に大切なものに気づくでしょう。
週半ばには、思考やコミュニケーションの天体・水星が海王星に120度でつながります。すると、肩の力が抜けて悩みが整理されていくでしょう。その後水星は射手座に移動。軽快にどこまでも駆けていく射手座のパワーによって、視野が広がり、未来のビジョンがはっきりしてきます。
東京で叶えたいこと、東京だから叶えられること。Vol.1 “これからの農業”のスタート地点をつくる
