水瓶座の羅針盤
主張せず譲り合う
対人関係が広がりを見せる1週間。月は週初め、水瓶座にとって人付き合いを意味する獅子座にいます。フレッシュな視点を手に入れられますがそこで自分の意見を通そうとすると摩擦が生まれてしまいそうです。
とくに週前半は、コミュニケーションの天体・水星がキャリアの部屋にあたる蠍座にいるため、職場で発言力が増します。その分、強い言葉や感情的な意見を出すと周りにショックを与えてしまいかねません。建設的なことを言えるよう意識しながら話すようにしましょう。主張をまっすぐに突き出すのではなく、譲り合いの精神を持つこと。そうするだけで、人から協力を得られます。
今週は、コミュニティを意味する部屋、射手座に天体が集中します。そのため、チームワークが開運の鍵になります。ポジティブな発言で人を巻き込んでいきましょう。思いやりを込めれば、周囲に夢を与えることもできるのです。
水瓶座から見て経済の部屋にあたる魚座では、夢を司る海王星が逆行を終えます。これによって、これまでなんとなくしか見えていなかった浪費額が具体的数字で見えてきます。一回一回は少額だけど、ついコンビニに寄って買ってしまうお菓子やコーヒーに、毎月いくら使っているのかわかってハッとするでしょう。ただ、収入アップや節約を頑張ってきた人は、その分良い結果が出ます。
全体の空模様
7月以降、夢や無意識を司る海王星が逆行を続けていました。それが、混沌を抱くサイン(星座)である魚座で終わりを迎えます。順行に戻った海王星は、12星座のはじまりのサイン、牡羊座に向かいます。今週は、来年1月後半から2月にかけての海王星牡羊座タームの準備期間となります。
海王星が逆行している間は、ものごとが曖昧なまま進みやすく、夢想がとめどなく広がっていきました。今週からは、夢を現実にするために曖昧さを手放さなければいけません。より良い未来のために、具体的にどんなことができるのか。理論や思想だけでなく、政策や制度の整備などに議論が落とし込まれていきそうです。
それと同時に、価値観が一新されます。魚座での海王星逆行の終了は、物事の終焉を示唆するからです。時代が動くときでもあり、進化に伴う痛みもあるでしょう。ただ、それもすべて「みんなの夢」を運ぶ海王星が発するテーマに応えるもの。思いがけないニュースが舞い込み、「どうしたらみんなが幸せになれるのか」ということが本気で語られます。澱んだ池の奥底に眠っていた花が水面に浮かぶように真実が一気に見えてきて、本当に大切なものに気づくでしょう。
週半ばには、思考やコミュニケーションの天体・水星が海王星に120度でつながります。すると、肩の力が抜けて悩みが整理されていくでしょう。その後水星は射手座に移動。軽快にどこまでも駆けていく射手座のパワーによって、視野が広がり、未来のビジョンがはっきりしてきます。

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