蠍座の羅針盤
タスクは週明けにこなす
週の初めは仕事に集中するモードに入りましょう。週頭、蠍座から見て奉仕や労働の部屋にあたる牡羊座に月がいます。そのため、仕事での集中力が高まってどんどん業務を捌いていけそうです。1週間の最初にタスクを整理しておくと、さらにスムーズに進められそうです。逆に、スタートダッシュのまま一気に仕事を片付けないと、気が緩んで停滞してしまいそうです。
満月が起こる双子座は、蠍座にとっては目上の人からの引き立てや継承を表す部屋。こつこつと積み重ねてきた努力が上司やさらに上の役職の人の目に留まりそうです。才能が認められて、思わぬ抜擢の可能性も出てきます。「これが自分の強みだったのか」と初めて認識することもあるでしょう。
週末はリフレッシュのための遠出がおすすめです。哲学や「ここではないどこか」を示す部屋、蟹座に月が入るため、文化的なスポットへ行くと運が巡りそう。美術館や映画館に出かけて、新鮮な価値観に触れましょう。ぱっと国内旅行をしてしまっても良いでしょう。普段は触れない景色や歴史に触れることで、広がる可能性があるはずです。
全体の空模様
週のスタートである12月1日に、喜びの天体・金星が射手座に入ります。射手座のモチーフは、どこまでも自由に駆けていくケンタウロス。金星は世の中全体のムードを牽引する存在なので、それが射手座に移動すると、オープンマインドで軽やかな空気が広がります。エンターテインメント分野も盛り上がりそうです。
しがらみから解き放たれて、従来の方法を踏襲しなくとも「なんとかなるよね」と楽観的に構えられるのは、金星射手座期の特徴です。
さらに、コミュニケーションの天体・水星が、拡大をもたらす木星と120度の好角度でコンタクトします。水星は、深いつながりを表すサイン(星座)である水星が、蠍座にコミュニケーションを司る水星が在住するため、心の奥から湧き上がる感謝が週のテーマになりそうです。
みんなと協力してきて良かった。そう振り返り、地元のコミュニティや身近で支えてくれてきた仲間に「ありがとう」と伝える動きがあちこちで起こりそうです。密な付き合いをしてきた者同士が改めて想いを言葉にする。そんな瞬間にも立ち会えるかもしれません。5日の双子座の満月は、気持ちを言葉に変える後押しをしてくれそうです。
全体的にトラブルも少なく穏やかな1週間です。そのため、ここで落ち着いて未来に目を向けることが肝要。来週からは太陽も射手座に移り、アクティブな運気が増してきます。嵐の前の静けさではありませんが、世間が賑やかになる前に、大事なことを見つめていきましょう。

Maison Margiela「The Dearest」Vol.2 スタイリスト・林道雄