獅子座の羅針盤
じっくりと作戦を練る
獅子座にとって知性や学びの部屋となるのが天秤座。21日はこの部屋で新月が起き、ふと目にした言葉や誰かの何気ない一言に大きな影響を受けそうです。そこから人生が変わることもあるかもしれません。
太陽が移動する蠍座は、獅子座にとっては居場所や基盤を示す部屋です。今週からは足元を固めていくターム。自宅を整えて穏やかに過ごすなど、身近な空間を大事にしていきましょう。
夢を司る海王星は、継承を意味する部屋、魚座に入ります。これまで助けを与えてくれたいろいろな人を思い出し、人との繋がりに感謝するタイミング。ただ、海王星は「感謝」だけでなく「犠牲」への気づきも促す存在。「あの人の犠牲になってきた」など恨めしい気持ちが出てくることもあるでしょう。
そんなときも、足元を見つめること。家の掃除をしたりインテリアを工夫したり、細部を整えることで心も整います。細かい作業や基礎的なことを通してこそ、大きな夢を見据えられるのです。
蠍座の太陽には運命を司る冥王星がぶつかっています。今の環境が合っていないと感じ、思い切って離れたくなります。ただ、ここで衝動的にならず時間をかけて判断を。来年6月末からの木星獅子座タームに向けて戦略を練るのがこの週。自分の領土を広げるためには何ができるか、落ち着いて考えてみましょう。
全体の空模様
今週は、21日に天秤座で新月が起こります。天秤座は風のエレメントに属し、ここでの新月は「風の時代」への完全移行を予感させます。クリエイティブな発想から新しい物を作っていく。そんなテーマが色濃く出てくる1週間となるでしょう。既成概念が崩れていく音が響き始め、メディアの変化やテクノロジーの進歩が世の中を変えていくでしょう。時代を象徴する新たな人物も登場するかもしれません。
2つの皿を比べる道具をモチーフとする天秤座は、人と人とが向き合う姿をも示します。「人に夢を委ねない」という課題を意識してみましょう。対人関係において自分の武器になるものについても、改めて振り返ってみたいときです。
いっぽう、夢見心地な海王星が逆行しながら魚座に戻ります。この逆行は、海王星がもともと持つ「境界を曖昧にする力」を補強します。現実と非現実の境目がぼやけ、憧れへの依存が強まる傾向も出てきそうです。同時に、時代の風に流されて忘れていた夢や希望、愛を思い出すときです。変わっていく時代の中で、忘れてはならない大切な感情がふと蘇ってくるでしょう。
そして23日に太陽は蠍座へ移動。この太陽には、運命を司る冥王星が90度でぶつかっています。日常を表す月も週半ばには蠍座に移るため、日々の生活のなかに変化が訪れそうです。新月で古い価値観が捨てられ、新たな武器を磨く必要が出てくるのです。蠍座は深く一つのことを突き詰める性質を持つサイン(星座)。そのため、今週は専門性の高い生き方へとシフトチェンジする人が増えるかもしれません。組織から脱却し、個としての自分の才能が認められて最大限力を発揮できる場所を見つける。そんな生き方が広がっていきそうです。

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