蟹座の羅針盤
未挑戦に挑戦する
21日に新月が起こるのは、蟹座にとって家庭と基盤の部屋である天秤座。生活の土台を見直すことで、リスタートを切れるでしょう。
6月以降、運命に大きな影響を及ぼす木星が自エリア(蟹座)に来ているので忙しい日々が続いていました。バタバタしていたなかで取りこぼしていたものに気づけていたら、今週は積極的に取り組めます。「やっていないこと」リストを確認してみましょう。
ただ、同時に「やってきたこと」をきちんと振り返ることも大切です。頑張ってきた自分を認めてあげましょう。ポイントは、真面目になりすぎないこと。23日からは太陽が娯楽の部屋に当たる蠍座に入るため、楽しんで過ごすことが何よりもラッキーを呼び込みます。幸運の天体・木星が蟹座にいる間に、達成したいことをどんどん進めていきましょう。
愛の天体・金星が天秤座に在住しているので、身近な人の喜びが自分の喜びに直結すると感じます。周囲を笑顔にできるかどうかが行動基準となりそうです。どんなに挑戦したいことでも、それが誰かを不幸にするかもしれないのなら、避けておきましょう。
意欲は燃えてきますが、同僚と激しく競ったり、多忙すぎで家族やパートナーをケアできなくなったりしたら本末転倒。蟹座らしい「強さに裏打ちされた優しさ」が問われるときとなります。
全体の空模様
今週は、21日に天秤座で新月が起こります。天秤座は風のエレメントに属し、ここでの新月は「風の時代」への完全移行を予感させます。クリエイティブな発想から新しい物を作っていく。そんなテーマが色濃く出てくる1週間となるでしょう。既成概念が崩れていく音が響き始め、メディアの変化やテクノロジーの進歩が世の中を変えていくでしょう。時代を象徴する新たな人物も登場するかもしれません。
2つの皿を比べる道具をモチーフとする天秤座は、人と人とが向き合う姿をも示します。「人に夢を委ねない」という課題を意識してみましょう。対人関係において自分の武器になるものについても、改めて振り返ってみたいときです。
いっぽう、夢見心地な海王星が逆行しながら魚座に戻ります。この逆行は、海王星がもともと持つ「境界を曖昧にする力」を補強します。現実と非現実の境目がぼやけ、憧れへの依存が強まる傾向も出てきそうです。同時に、時代の風に流されて忘れていた夢や希望、愛を思い出すときです。変わっていく時代の中で、忘れてはならない大切な感情がふと蘇ってくるでしょう。
そして23日に太陽は蠍座へ移動。この太陽には、運命を司る冥王星が90度でぶつかっています。日常を表す月も週半ばには蠍座に移るため、日々の生活のなかに変化が訪れそうです。新月で古い価値観が捨てられ、新たな武器を磨く必要が出てくるのです。蠍座は深く一つのことを突き詰める性質を持つサイン(星座)。そのため、今週は専門性の高い生き方へとシフトチェンジする人が増えるかもしれません。組織から脱却し、個としての自分の才能が認められて最大限力を発揮できる場所を見つける。そんな生き方が広がっていきそうです。

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