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9月8日~9月14日 乙女座の運勢【ブルータス週間占い】

ちょっといい1週間のために、星の論理を参考にするのも悪くない。占星術師の湊きよひろさんとともに、ブルータスが12星座別週間占いをお届けします。毎週月曜8時更新。今週の乙女座(8/23〜9/22生まれ)の星模様は?

fortune telling: Kiyohiro Minato / illustration: Aurélie Garnier / text&edit: Motoko KUROKI

9月8日~9月14日の空模様

乙女座の羅針盤

答えは冷静に吟味する

週頭の満月は、乙女座から見て対人運を表す部屋、魚座で起こります。さらに、この月は、乙女座の「ドラゴンヘッド」と重なっています。ドラゴンヘッドは、各星座の未来を表すポイントです。今週はキーパーソンとの出会いが見込まれそうです。その人は自分にはないものを持っていて、後々力を貸してくれる存在です。新しい価値観に触れる機会ともなるので、この1週間で知り合う人に注目しましょう。

また、この満月はパートナーとの関係に一つの答えを出してきもします。愛の天体・金星が内省の部屋、獅子座にいて、ただでさえ恋愛や愛情面でネガティブに傾きがちなタイミング。そこに、「やっぱりこの人とは合わない」と決定的に思ってしまう瞬間が訪れそうです。

さらに週後半、月はキャリアを示す部屋、双子座で下弦の月となります。欠けていく月の姿は、ひとつの転換点を示し、物事の答えを見せます。「この交際はもう続けられない」と結論づけたくなるかもしれません。ですが、自分の中で答えが出ても、週末まで様子を見ましょう。話し合いは週末にする方がうまくいきます。

週末になれば、コミュニケーションの天体・水星が、自エリア(乙女座)で太陽と重なります。思っていることをうまく言語化できるようになるので、溜め込んでいた不満や疑問を丁寧に伝えてみましょう。デトックスの好機と捉えることもできます。修復のチャンスはまだあるので、感情で判断しないこと。

全体の空模様

魚座の満月から始まる1週間です。先週は土星の移動という大きなイベントがありました。その結果を消化して“後片付け”をしていく時間となりそうです。浮かんできた課題に実際にどう対応していくかを考えましょう。

12星座の最後であり、無意識や混沌を背負うサイン(星座)、魚座。ここで満ちる月は、夢見心地がピークに達したことを示しています。この後は、夢から覚めて現実を見るしかありません。しかも、満月には地球の影がかかり、月蝕となります。月蝕は、満たされたもの(月)の意味を強調するため。課題を乗り越えようというメッセージが強く感じられるかもしれません。

先週に引き続き、厳格な土星は魚座で逆行中。夢を終わらせながら、現状の見直しを迫ります。感情が昂りやすくなりますが、怒りや不安は心のデトックスでもあるのです。満月から新月に向かうタームは、不要なものを捨てながら舞台裏を歩いていくときです。時代がどんどん変わろうとしていくのが感じられますが、その分、社会が重要視する多様性や自由が、いまだ十分ではないことも露わになってきます。

太陽乙女座期も後半に差し掛かり、収穫を待つ麦の穂がたわわに実っています。けれど、目の前の光景ではなく空ばかりが意識されてしまうかもしれません。ここできちんとこれまでの歩みが形になっていると実感できれば、豊かな秋が訪れるでしょう。

9月1日~9月7日 乙女座の運勢【ブルータス週間占い】

塩田千春による作品。

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