蟹座の羅針盤
目の前のタスクに取り組む
今週は、蟹座にとって日々の労働を示す部屋、射手座で先週末起こった上弦の月の影響を受けてのスタートです。週明けの時点で、「これをやっておこう」など、すでに頭の中で考えを巡らせているでしょう。経費精算やスケジュール確認の連絡など、細かな業務を丁寧にしていくことで達成感が得られます。
月が満ちていくのにつれて、ゴールも見えてきそうです。そこに辿り着くには、柔軟性を持って仕事に取り組むことが大事。これまでのやり方に固執せず、新しい手法やツールもどんどん活用したいとき。
内省の部屋となる双子座で、改革の天体・天王星が逆行しだす影響も大きいでしょう。志を再確認して、「やっぱりこうしたいんだ」という内面の波を静かに受け止めましょう。社会全体の動きに関わる天王星の動きから生まれる課題は、すぐに答えの出るものではありません。結果を焦らず、答えを求めすぎず、ゆっくり進んでいきましょう。
身近な場所を示す部屋となる天秤座では、闘争の天体・火星が燃えていて、拡大をもたらす木星が繋がってきます。周りの人についイライラしてしまうかもしれませんが、発言には気をつけましょう。良くも悪くも他人への甘えがでやすいとき。そこで調子に乗ってしまわないように。
全体の空模様
「厳しい老賢者」とも呼ばれる土星。今週は、逆行中の土星が牡羊座から魚座へ移動するというビッグイベントが起こります。手がけてきたものがいよいよ完成する予感がします。それによって具体的なタスクも出てくるイメージです。
働き方の変化など、ここ数年社会で起こった新たな動きが定着してくるとき。チャレンジングに見えた取り組みも安定して運用され始めるでしょう。
もうひとつ大きな天体イベントとして、改革を司る天王星の双子座での逆行開始も挙げられます。天王星は11月に牡牛座に入り、その後来年4月に双子座に回帰。そこで、2020年に始まった「風の時代」への移行が終わりを迎えます。
双子座、天秤座、射手座、水瓶座の風エレメントのサイン（星座）に主要天体が在住する「風の時代」では、縦社会の枠組みが解体され、個人がそれぞれの武器を頼りにして横の繋がりを中心に働くようになります。完全な移行までまだまだ時間はかかりますが、今週、最終準備段階が幕を開けるのです。従来のかたちに縛られない生き方を今から意識してみましょう。
さらに、今週は月が射手座から乙女座へ移動し、乙女座で満月となります。だんだんと満ちていく月の姿は、「この方向で昇っていくので合っているか？」と志を再度問うてきます。また、満ちる過程は「足りないもの」を浮き彫りにするものです。今後のために片付けるべき課題に直面することもあるでしょう。ここが頑張りどきです。
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