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6月23日~6月29日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

ちょっといい1週間のために、星の論理を参考にするのも悪くない。占星術師の湊きよひろさんとともに、ブルータスが12星座別週間占いをお届けします。毎週月曜8時更新。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

fortune telling: Kiyohiro Minato / illustration: Aurélie Garnier / text&edit: Kuroki MOTOKO

6月23日~6月29日の空模様

蠍座の羅針盤

確信とともに進む

太陽と幸運の天体・木星が良い位置関係にあり、しかも木星がいるのと同じ部屋で新月が起こります。ここは蠍座にとっては「覚悟を決める」という意味を持つ部屋です。「自分の道を歩くしかない」と、頂上を目指して、ロッククライミングするような気分です。でも大丈夫。過去の経験から、登るためのコツは掴んでるはず。これまでの煩悶から解放される週でもあります。とことん向き合えば良いというものが見つかって、あとは上を向いて進むだけ。

さらに、知性や情報を司る水星が社会的立場の部屋に移動。抑圧された情熱を思い起こさせる冥王星は、人生の土台や基盤を表す部屋に入っています。長い眠りから覚めた虎が水を欲するように、心の奥底から湧き上がる渇欲を覚えるでしょう。この配置から想像されるのは、今後のキャリアの変化。このスペシャリストになろう、と心が決まるのかもしれません。

意欲の星・火星は理想や改革を表す部屋にいて、現状打破を訴えてきます。前進のためにはまず変えなければいけないものがありそうです。そこには対人関係も含まれます。価値観の合わない人と距離を置いて、その代わり憧れの人に話を聞きにいきましょう。トークショーや講演のように肉声を聞ける方が受けるエネルギーが強いのですが、偉人伝や成功者の自伝を読むのもおすすめです。現状を変える勇気とヒントを得られます。

これまでの1年間は力を溜める時期でした。今週、ようやく力を発揮できます。「やるしかない」と心に刻んで駆け抜けましょう。迷いはなく、確信を持って前進できます。

全体の空模様

6月25日、蟹座で新月が起こります。大切な人や仲間と親密な時間を持てるとき。また、蟹座にいる太陽に拡大や成長を意味する木星が重なるため、仲間や居場所がどんどん増えていきそうです。食事会を開く、新しいコミュニティに参加するなど、少し積極的になってみましょう。一緒にいると安心できる人たちが見つかります。

気持ちの面ではとても穏やかに過ごせる週。木星の包容力によって、仲間の温かさを実感できます。身近な人の大事さに気づくこともあるでしょう。守りたい場所ができるときとも言えます。「この人たちを守るためなら戦える」と、熱い思いが湧いてきます。

月は蟹座の守護星なので、蟹座にいるとパワーがぐんと高まります。今週は、「居心地のいい場所づくり」が捗りそうです。掃除をしたり、インテリアを整えたりすると生活が落ち着く感覚を抱くでしょう。この週に引っ越す人は新居でも快適に暮らせそうです。リモートワークもサクサク進み、仕事の評価も上がっていきます。そこから昇給するなど、経済的な面でも嬉しいことが起きそうな予感。

しかし、蟹座に在住する太陽と月は、牡羊座の海王星に緊張感のある角度で繋がります。自己実現を司る太陽が、物事をぼやかす海王星に惑わされて不安を煽ってくるイメージです。行動に出るときに、「本当にできるかな」といったん立ち止まって考えてしまうかもしれません。でも大丈夫。実現できるからこそ、人は夢を抱くのです。

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