乙女座の羅針盤
備えあれば説得力あり
月が奉仕の部屋にいるところから、1週間が始まります。ここできちんと物事を進められないと、評価が下がってしまうので気をつけたいとき。
意欲の天体・火星が自身のエリア(乙女座)に入ってくるので、モチベーションは旺盛。とはいえ、運転するのは快速急行ではなく、各駅停車。目の前のことに集中し、一つ一つ丁寧に着実に仕事を片付けていきましょう。そのときに、いつにも増して周到に準備をしておくのが吉。打ち合わせ前日に資料を読み込んでおくと、当日の捗りが違いそうです。自ら説得力あるコメントができ、相手先や同僚からの信頼も深まります。
知性や情報の天体・水星が、対人関係の部屋にいる月と良い関係性を保ちます。すると、対話の中からインスピレーションを得ることがあるでしょう。なんとなしに聞いた話が想像力と結びついて、良いアイデアが浮かんできます。
蟹座で輝く太陽からは「視野を広げる」というテーマも与えられているので、普段足を運ばないところに出かけてみるのも良いでしょう。興味のなかったものに驚異が湧くときなので、敬遠していたジャンルの本を読むといったことも積極的にできそうです。とくに週半ばからは、見聞を広げてさまざまなものを取り入れようという意識が高まるでしょう。
全体の空模様
苦しみながらも良い方向へ進もうとする。そんな1週間になりそうです。拡大の天体・木星に無意識を運ぶ海王星が90度という凶角でつながって、社会に変化が起こりやすい配置。「理想のための犠牲」が出てくるかもしれません。問題が発生し、その結果として世の中が変わっていくのです。
今週以降1年ほどの間、惑星の移動が増え、生活面での変化が連続しそうです。税制など、国民全てに影響を与えるトピックも再度話題になりそうです。おおらかな性質の木星が「なんとかなるさ」と楽観ムードを漂わせてはいますが、心の準備もしておきたい。ただ、悪いほうへは展開しません。社会のいろいろな面で見直しが進み、軌道修正がかかるとき。
乙女座に火星が入る影響も無視できません。意欲の天体・火星は、細々とした作業を得意とする乙女座とは相性がいまいち。勢いでは進めずルーティンワークをこなさなければいけなくなります。じっくりと変化を分析していかないと時代に乗り遅れてしまうのです。
太陽が蟹座に移動し、人付き合い重視のムードが広がります。人間関係を大事にしてこそ、乗り越えられるものがある。そうした気づきにも繋がりそうです。

継承と革新で進化をもたらす、シトロエン「C4ハイブリッド」とデザイナー・林裕輔のクリエイティブの現在地